はじめに:回収した針にエサが付いていない絶望
南紀の潮通しの良い堤防で、沖の潮目を狙ってフルキャスト。 着水後、期待を込めて仕掛けを流すが反応がない。
回収してみると、苦労して付けたはずの「刺しエサ(オキアミ)」が綺麗になくなっている。 こんな経験はありませんか?
「魚が食ったのか、投げる時に外れたのか分からない」という状態では、尺アジへの道のりは遠のくばかりです。
遠投サビキにおける「刺しエサ問題」は、避けては通れない壁です。
衝撃の事実!20m遠投でオキアミは何%外れる?
体感ですが「50%〜80%」は外れています
残念ながら、正確な統計データはありませんが、長年の経験則からお答えします。
一般的な解凍オキアミ(Mサイズ程度)を使い、磯竿3号・オモリ8号で20m以上の遠投を行った
場合、体感で「50%以上」、条件が悪ければ「80%近く」が着水前に外れていると覚悟すべきです。
特に、完全に解凍されて身が柔らかくなったオキアミや、頭の黒くなった古いものは、
キャスト時の遠心力と空気抵抗に耐えられません。
「投げる瞬間に空中で砕け散る」か「着水の衝撃で弾け飛ぶ」ことがほとんどです。
「加工オキアミ」なら多少マシだが・・・
少しでもエサ持ちを良くするために開発された「ハード加工」や「砂糖漬け」のオキアミを使えば、
生存率は多少上がります(体感で外れ率30%〜50%程度)。
しかし、それでも20mを超える本気の遠投では不安が残ります。
何より、貴重な朝夕のマズメ時に「エサが付いているか不安なまま釣りを続ける」こと
自体が大きなストレスとなります。
救世主登場!遠投派が「青イソメ」を選ぶ理由
圧倒的な「エサ持ち」で20m遠投も余裕
オキアミの弱点を完全に克服するのが「青イソメ」です。
青イソメは筋肉質で繊維が強く、皮も丈夫なため、針に刺すとガッチリと固定されます。
20mどころか、30m以上のフルキャストを繰り返しても、エサが外れることは滅多にありません(外れ率は体感で5%未満)。
仕掛けを回収するまで針に残っているため、常に「釣れる状態」をキープできます。
この精神的なアドバンテージは計り知れません。
動きと匂いで尺アジの本能を刺激する
青イソメのメリットは強度だけではありません。
海中でウネウネと動く「視覚的アピール」と、体液による強い「嗅覚刺激」は、オキアミにはない武器です。
特に夜釣りや、海が濁っている状況下では、動かないオキアミよりも、動く青イソメの方が圧倒的に食いが良いことが多々あります。
大型のアジほど、この生きた動きに弱い傾向があります。
まとめ:尺アジ狙いの遠投なら迷わず青イソメ
結論として、南紀の堤防で20m以上の遠投サビキを行うなら、メインの刺しエサは「青イソメ」をおすすめします。
オキアミは食い込みが良い反面、遠投には不向きです。
足元のサビキ釣りならオキアミ、沖を狙う遠投なら青イソメ、という使い分けが釣果を伸ばすコツです。
次の釣行では、ぜひ青イソメを携えて、ストレスフリーな遠投釣りで尺アジを狙ってみてください。

