見えている=すでに警戒されているため
・人間や仕掛け、エギの存在を完全に認識している。
・特に防波堤や浅場で見えているイカは、すでに人間の気配を感じており、捕食モードではなく防御モードになっている。
・視認できる距離=イカからもこちらが丸見え。
捕食タイミングから外れている場合が多い
・見える時間帯は日中が多く、この時間帯はイカが捕食に適した時間ではないことが多い。
(アオリイカの主な捕食タイムは夕まずめ~夜~朝まずめ)
・捕食よりも、警戒や泳ぎ回っているだけの状態であることが多い。
エギが「バレている」
・エギングを繰り返す人間を何度も見ている経験値の高い個体は、エギの人工的な動きを完全に見抜いている。
・特に大型・親イカほど学習能力が高いため、わざわざ危険な人工餌を追わない。
距離が近すぎる
・見えている距離まで寄っている=ラインもエギも太めでバレやすい。
・本来は5~15メートル沖で静かに誘うべきだが、見える距離だと2~3メートル以内。
・アオリイカは「真横からの視野が非常に広く、角度によってラインを見抜く」性質を持つ。
見えている=逆に本気で食わない
・アオリイカは狩る際、泳いでいる見えない位置から一気に襲う。
・「獲物が視界に入っている状態」は逆に攻撃タイミングではなく、観察タイミング。
・襲う瞬間は一瞬であり、人間からはむしろ見えない場面の方が多い。
→「釣れるイカは見えないイカ」
追ってくるが乗らない理由(よくあるパターン)
・エギに興味を示し近づく
→ 一瞬触腕で触る
→ 違和感 → そのまま逃げる
・この「一度触って乗らない個体」は、二度と口を使わない。
(逆に、一気に抱きに来る個体はその一度で掛かることが多い)
人間の存在・言葉・動作も影響
・磯や堤防で話し声が大きい
・竿を立てる動作が激しい
・足音が響く防波堤(特に鉄製)
・ライトをイカに直接当てる
これらの要素も「イカが釣れない」原因になる。
🦑見えイカを釣るコツ(実践向け)
・一度その場を離れ、10分以上姿を消す
・遠投して沖側から誘う(目視位置の10~15m沖)
・沈下速度が遅いシャロータイプのエギを使用
・ダートは最小限。ゆっくりフォール主体
・エギは小さめ(2.5~3号)。警戒時ほど有効
・色はナチュラル系(赤テープ、金テープ)
・ライン・リーダーは影ができない角度で投入
・風向き・太陽位置を考え、影を見せない
まとめ
見えイカが釣れない理由は
「釣れるイカは見えないところで仕掛けている」
「見える距離=警戒しながら観察している」
「学習済みの個体ほど、人やエギを完全に見抜いている」
🦑 見えているからチャンスではなく、見えている時点で負け
👉 これが実は多くのベテランが口を揃えて語る「見えイカ理論」です。
💡プロのアドバイス
「見えたら釣れんぞ。見えたら一旦忘れろ。
沖に投げて、そのイカが忘れた頃に食わせろ。」
これ、かなり的を射ています。

