アオリイカは、獲物に対して下方から接近し、上方から抱きつくという独特の捕食スタイルを持っています。
この動きには、深い生態的な理由があります。
👁️ 理由①:視覚に優れたハンター
- 視力は魚類の3倍以上 アオリイカは非常に視力が良く、水面の反射や光の揺らぎを利用して獲物を見つける能力に長けています。
- 下から見上げることでシルエットが鮮明に見える 獲物(アジやエギ)は水面近くにいることが多く、下から見上げることで背景が明るく、獲物の輪郭がはっきり見えるのです。
🎯 理由②:捕食効率の最大化
- 頭部を狙うための角度調整 アオリイカは獲物の頭部を狙って噛みつく習性があり、下から接近することで頭部に正確にアタックできる。
- 触腕の展開がしやすい 上から抱きつくことで、触腕を広げて獲物を包み込むように捕らえることが可能になります。
🛡️ 理由③:自身の安全確保
- 外敵からの死角を活用 下方から接近することで、自分の姿を獲物や外敵に悟られにくくする効果があります。
- 安心できる位置で捕食する 捕食後は安全な場所(岩陰や藻場)に移動してから食べることが多く、下からのアプローチはその導線にも適しています。
🎣 ヤエン釣り・エギングへの応用
- ヤエン釣りでは「下からの接近」を意識して待つ アオリイカはアジの下に潜み、しばらく観察してから抱きつくため、焦らず待つことが釣果につながります。
- エギングではフォール姿勢が重要 エギを水平にフォールさせることで、下から見たときに自然なシルエットを演出でき、抱きつきやすくなります。
- 水深と潮流を読んで「下からの視線」を意識したポイント選び 岩礁や藻場の上にベイトがいる状況は、まさにアオリイカの狙い目。
まとめ:アオリイカの捕食角度を理解すれば釣果は変わる
アオリイカは下から見て、上から襲うという習性を持つことで、視覚・精度・安全性を最大化しています。
釣り人がこの動きを理解することで、仕掛けの演出や待ち時間の判断が格段に向上します。

