浅瀬に異常な幼魚の群れ発見。イワシだと思われます。11月1日土曜日

南紀地方では毎年晩秋にタイドプール(潮溜まり)にも、多数のイワシ群れが泳いでいます。

夏場過ぎてから卵から孵化したもの。

晩秋になってもタイドプール(潮溜まり)に残っているイワシの群れは、

多くが**夏の終わり〜初秋に孵化した「遅生まれの個体」**です。


🐟 孵化時期と成長スピードの関係

イワシは水温20℃前後で活発に産卵・成長します。

しかし、晩秋〜初冬になると水温が急激に下がり、プランクトンの量が減少して餌不足になります。

成長が遅れている小型個体は、外洋に出る体力がないため潮溜まりや湾内に取り残されるのです。


🌊 生き延びる可能性が低い理由

  • **水温低下(15℃以下)**で代謝が落ち、餌を取れずに衰弱する

  • 潮溜まりは酸素量が少なく、夜間や干潮時に酸欠になりやすい

  • 外敵(カマス・メッキ・アオリイカなど)に狙われる

そのため、晩秋のタイドプールにいるイワシの群れは、

生き延びる確率がかなり低く、自然淘汰されるケースが多いのです。


🌞 まとめ

・晩秋のタイドプールのイワシは「遅生まれの個体」

・外海へ出る前に季節が進み、低水温や餌不足で生存率が低下

・小魚を狙う捕食魚にとっては、まさに格好の餌場

 

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