アオリイカが釣れる条件は「5つの掛け算」!釣果を左右する水温・潮・光量・ベイト・時間帯のすべて

「隣のアングラーは釣れているのに、自分だけアタリすらない…」

「昨日まで釣れていたのに、今日はまったく反応がない…」

エギングやウキ釣りをしていて、こんな悔しい思いをしたことはありませんか?

アオリイカの釣果は、最新のエギや高価なタックルだけで決まるものではありません。

釣果を大きく左右するのは、「水温」「潮」「光量」「ベイト」「時間帯」

という5つの自然条件が、いかに絶妙に組み合わさっているかです。

この記事では、なぜこれらの要素が重要なのかを一つずつ分解し、アオリイカの釣果を最大化

するための「条件の掛け算」について徹底解説します。

アオリイカ釣果の公式=「水温 × 潮 × 光量 × ベイト × 時間帯」

アオリイカが釣れるかどうかは、これら5つの要素が「足し算」ではなく「掛け算」で決まります。

釣果 = 水温 × 潮 × 光量 × ベイト × 時間帯

どれか一つの要素が「ゼロ」や「マイナス」に近い状態(例:潮が全く動いていない、

ベイトが皆無)だと、他の条件がいくら良くても、釣果は「ゼロ」に近づいてしまいます。

それぞれの要素がどう影響するのか、詳しく見ていきましょう。


要素1:「水温」— イカの活性を決める大前提

アオリイカは変温動物であり、その活動は海水温に直接支配されています。

  • 適水温が基本: アオリイカが活発にエサを追い、快適に過ごせる水温があります。一般的に、春の産卵期は17℃以上が目安、秋の新子シーズンは**20℃〜26℃**程度が高活性と言われます。
  • 低すぎ・高すぎはNG: 水温が15℃を下回ると極端に活性が下がり、逆に高すぎる場合(例:真夏の30℃近い浅場)も、イカは快適な水温を求めて深場や日陰に移動してしまいます。

水温は、イカがその場所に「いるか・いないか」「やる気があるか・ないか」を決める大前提です。

要素2:「潮」— イカを動かし、エサを運ぶ力

海釣りの格言「潮が動かないと釣れない」は、アオリイカ釣りにおいて絶対的な真理です。

  • 「潮流」が最重要: 一般的に潮がよく動く「大潮」や「中潮」が良いとされますが、重要なのは潮汐(大潮など)よりも**「実際に潮が流れている(潮流がある)こと」**です。
  • 潮が動くメリット:
    1. 酸素の供給: 新鮮な海水が供給され、イカの活性が上がります。
    2. ベイトの動き: 潮に乗ってプランクトンが動き、それを食べるベイト(小魚)が動き、イカも動き出します。
    3. 捕食スイッチ: 潮の流れが変化するタイミング(満潮・干潮の前後)は、イカの捕食スイッチが入る「時合(じあい)」と重なります。

潮が止まっている(=流れがゼロ)時間は、イカの活性もゼロに近くなります。

要素3:「光量」— イカの警戒心を解くスイッチ

アオリイカは非常に目が良く、その視力は0.6とも1.0とも言われ、色も(一説には偏光を)識別できるとされます。

目が良いということは、警戒心も非常に強いということです。

  • ローライト(低光量)がベスト: イカの警戒心が解け、捕食活動が活発になるのは、光量が少ない時間帯です。
    • 朝マズメ・夕マズメ(ゴールデンタイム)
    • 夜間(常夜灯周り、月夜)
    • 日中の曇り、雨、ささ濁り
  • ハイライト(日中晴天)は激ムズ: 太陽が真上にある日中は、イカからエギもラインも丸見えです。警戒心がMAXになり、物陰(シェード)や深場に隠れてしまいます。

光量は、イカの「警戒心」をコントロールする要素です。

要素4:「ベイト」— イカがそこにいる絶対的な理由

アオリイカは獰猛なフィッシュイーター(魚食性)です。

彼らが防波堤や磯に接岸してくる理由はただ一つ、**「そこにエサ(ベイト)がいるから」**です。

  • ベイトの存在が必須: アジ、イワシ、キビナゴ、ハタンポ、スズメダイなど、イカのエサとなる小魚がいなければ、イカもそこに留まる理由がありません。
  • ベイトが溜まる場所=一級ポイント: 潮目、常夜灯の下、堤防の際、漁港の船だまりなど、ベイトフィッシュが溜まっている場所こそが、アオリイカの「食堂」であり一級ポイントとなります。

ベイトが「ゼロ」の場所で粘っても、釣果は「ゼロ」です。

要素5:「時間帯」— イカの「食事時間」を狙う

これは「光量」と密接に関連しますが、イカの「生活リズム」そのものを指します。

  • マズメ時(朝・夕): 光量が変化し、ベイトが活発に動き出すタイミング。イカの捕食スイッチが最も入りやすい「時合」です。
  • 夜間: 日中のプレッシャーから解放され、警戒心が薄れます。特に活きアジを使ったウキ釣りや、常夜灯周りのエギングで実績が高い時間帯です。
  • 日中: 釣れないわけではありませんが、警戒心が高いため、物陰(シェード)や深場、カケアガリなどを丁寧に狙う必要があります。

最重要:釣果は「最高の組み合わせ」で決まる

これら5つの要素を「掛け算」で考えてみましょう。

最悪のパターン(釣果ゼロ)

  • (水温)適温だが → (潮)完全に停止 × (光量)ド日中 × (ベイト)皆無 × (時間帯)真昼 = これでは釣れません。

最高のパターン(爆釣)

  • (水温)適水温で◎
  • ×(潮)大潮の満潮前後で流れが効いている◎
  • ×(光量)太陽が沈む直前の夕マズメ◎
  • ×(ベイト)イワシが接岸して水面が騒がしい◎
  • ×(時間帯)ゴールデンタイム◎

この全ての条件が「◎」で揃った時、アオリイカの爆釣が起こります。

逆に言えば、「小潮(△)」「日中(△)」であっても、「適水温(◎)」

「潮が動いており(○)」「曇天(○)」「ベイトが豊富(◎)」といった組み合わせなら、

十分に釣果は期待できるのです。

まとめ

アオリイカの釣果を伸ばす秘訣は、良いエギを選ぶこと以上に、

「5つの条件が揃うタイミングと場所」を見極めることです。

  1. 水温をチェックし、
  2. 潮見表で潮が動く時間を確認し、
  3. 天気予報で光量(天気・時間)を予測し、
  4. 釣り場でベイトの存在を探す。

 

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