
エギングでアオリイカを狙っていると、エンペラ(耳やヒレと呼ばれる部分)に、
まるでパンダの目のような黒い円形の模様が浮かび上がることがあります。
これは釣り人の間で「パンダマーク」と呼ばれ、アオリイカの特定の状態を示す重要なサインです。
この記事では、謎多きパンダマークが何を示すのか、その意味と科学的な背景を分かりやすく解説します。
結論:パンダマークは「興奮」や「威嚇」のサイン
早速結論から言うと、このパンダマークはアオリイカが強く興奮したり、
何かを威嚇したりしているときに現れるサインである可能性が非常に高いです。
釣り人にとっては、まさに「チャンス到来」を告げる合図かもしれません。
どんな時に見られる?
- エギに抱きつく直前: 獲物(エギ)を捕食しようと、興奮が最高潮に達したとき。
- 他のイカとの縄張り争い: ライバルのイカを威嚇し、追い払おうとしているとき。
- 危険を感じたとき: 自分の身を守るために、相手を威嚇しているとき。
ポイント パンダマークが出ているアオリイカは、非常に攻撃的・活動的になっている状態です。
そのため、エギへの反応も良くなることが多く、ヒットに持ち込める絶好のチャンスと言えるでしょう。
なぜパンダマークが現れるのか?イカの体色変化の仕組み
この不思議な模様は、イカが持つ特殊な能力によって現れます。
アオリイカの皮膚には、**「色素胞(しきそほう)」**と呼ばれる、色のついた袋のような細胞が数多く存在します。
イカは、この色素胞を周りの筋肉で引っ張ったり緩めたりすることで、袋を大きくしたり小さくしたりできます。
- 袋が大きい状態 → 色が濃く、はっきりと見える
- 袋が小さい状態 → 色が薄く、目立たなくなる
この仕組みを使い、アオリイカはわずか1秒足らずで体の色や模様を自由自在に変化させ、感情を表現したり、周囲の環境に擬態したりしているのです。
パンダマークも、この色素胞の働きによって瞬間的に浮かび上がる模様の一つです。
まとめ:アオリイカからのメッセージを読み解こう
アオリイカのエンペラに現れるパンダマークは、彼らの感情を雄弁に物語るサインです。
このサインを見つけたら、それはアオリイカがエギに強い興味を示し、興奮している証拠。
集中力を高め、次の一投やアクションに繋げれば、釣果アップが期待できるでしょう。
アオリイカの体色変化を観察することは、彼らとの「対話」のようなもの。 ぜひ次回の釣行では、
エンペラに注目してみてください。

