AIシミュレーションで可視化.日本のアオリイカは毎年どれだけ孵化し.今.海に何匹泳いでいるのか?.釣りと漁獲.そして生涯を全うする数まで

・アオリイカは寿命が約1年の短命で.一生で産卵を終える“ターミナルスポーナー”.

・卵数は一生合計で万単位.ただし初期死亡が極端に大きく.成体まで残るのはごく一部.サイエンスダイレクト+1

・本記事は.国内の公開知見と釣場の実感をつなぎ.日本全体の“だいたい”をAIで推定.

・前提を明示し.結果のレンジで示す“日本初レベルの可視化”を目指す.

目次

・本シミュレーションの前提

・ステップ別の概算モデル

・結果のダッシュボード(ざっくり結論)

・都道府県別の肌感覚に合わせた読み方

・釣り人向けインサイト

・限界と今後のアップデート方針

・参考情報(一次情報リンク)


本シミュレーションの前提

・寿命.おおむね1年弱.産卵後に死亡する終生産卵型.サイエンスダイレクト

・卵数のレンジ.メス1個体の一生産卵総数は1万~4万個程度を中心レンジとして採用.文献と飼育・現場観察から.釣太郎ブログ

・商業漁獲の桁.年合計は“数千トン規模”を採用(年により変動大).釣太郎ブログ

・レジャー(遊漁)漁獲は全国統計が未整備.局所調査の例として.内浦湾で年5663杯推定の研究を参照しつつ.全国化は極めて不確実と注記.フランス大使館

・遊漁量推計の考え方は水産庁の方法論資料を参照(釣り人口×1日当たり釣獲×釣行頻度).農林水産省 農業情報総合サイト

追加メモ

・“万単位の卵→成体はごく僅か”という極端な選別が起きるのはイカ類全般の特徴.初期生残の低さは行政報告でも示唆.農林水産省 農業情報総合サイト


ステップ別の概算モデル

・式は“レンジ×中位値”で算出.

・単位換算は成体の平均可食サイズを0.8~1.2kgでレンジ化.

・雌雄比は1:1を仮定.

・産卵経験率は“成体メスの7割以上が一度は産卵”と仮置き.

・自然死亡と漁獲・遊漁は同時進行のため.年次スナップショットで均し込み.

1.年間商業漁獲→個体数換算(だいたい)

・“数千トン”=3000~7000トンをレンジ仮定.

・1杯あたり平均1.0kgで割戻し.

・→年間300万~700万杯が商業で水揚げのオーダー.釣太郎ブログ

2.年間レジャー(遊漁)漁獲のオーダー

・内浦湾の年5663杯は“湾スケール”の参考点.フランス大使館

・日本の主要フィールドを100~200湾・沿岸単位と仮に設定し.単純スケールは危険なので.研究法の枠組みで保守的に“商業の1~3割規模”と仮置き.農林水産省 農業情報総合サイト

・→年間30万~200万杯程度が“遊漁で釣られる”と大づかみ(不確実性が最大).

3.年間“産卵するメス”と総卵数

・成体漁獲(商業+遊漁)合計=330万~900万杯規模と仮置き.

・雌雄1:1 → メス165万~450万.

・産卵経験率0.7~1.0.

・1メスの一生産卵1万~4万個.釣太郎ブログ

・→年間総卵数(日本近海の“産み落とされる卵”)=

 約1.2兆~18兆個(中央値帯は3~7兆個).

4.孵化数と“いま海にいる”推定個体数

・卵→孵化の成功率は環境により大幅変動.

・人工産卵床や飼育記録では孵化後の数ヶ月生残も確認されるが.野外の初期死亡は極大.J-STAGE+1

・仮に“卵→孵化”5~50%.“孵化→新子(秋)”0.1~5%の超広レンジを採用.

・→秋の新子まで到達=年間数億~数百億杯規模が“泳ぎ出す”オーダー感.

・その後の自然死亡・捕食・漁獲を経て.成体まで残るのは数百万~1000万杯規模に収束.

・従って“任意の時点で海にいる総数”は季節で大きく変動するが.

 春~初夏の成体ピークで数百万~1000万杯級.

 秋の新子ピークで“桁が一段上がり”数千万~数億杯級まで膨らむ.

5.“寿命を全うする”数

・産卵を終えて自然死まで到達する“生涯完遂”個体は.

・成体総数のうち“漁獲・遊漁されず”かつ“産卵後まで生残”分.

・漁獲率が高い地域でも“自然死到達”は一定数存在.

・本モデルでは“成体相当のうち2~5割”が寿命完遂と仮置き.

・→年間で数十万~数百万杯が“生涯を全う”と推算.


結果のダッシュボード(ざっくり結論)

・年間総卵数(日本全体).約1.2兆~18兆個.

・秋の新子ピーク時に海にいる“生きた個体”.数千万~数億杯級.

・春~初夏の成体ピーク“いま海にいる成体”.数百万~1000万杯級.

・年間に釣り人が釣る数(遊漁).約30万~200万杯.

・年間の商業漁獲数.約300万~700万杯.

・“寿命を全う”まで辿り着く数.約数十万~数百万杯.

・すべて“レンジ”での日本初レベルの可視化.前提を示しつつ更新可能なモデル.


都道府県別の肌感覚に合わせた読み方

・沖縄~九州南岸は産卵床が多く.新子の“立ち上がり”が大きい.

・四国~紀伊半島は春親イカの大型化が目立ち.商業・遊漁ともに存在感.

・太平洋側の黒潮寄りは年ごとの水温・海草繁茂で変動が大きい.

・日本海側は秋の新子ムラが顕著で.台風・出水の影響も見逃せない.

・“あなたの海の感覚”でレンジを狭めて読むのが実用的.


釣り人向けインサイト

・卵→新子のボトルネックは“産卵床の健全性と出水・高水温”.海藻帯の保全は超効くテーマ.サイエンスダイレクト

・秋に数が膨らむのは“生産の山”だから.新子が多い年は翌春の親イカに手応えが残る.

・商業と遊漁の棲み分けは“時期×サイズ”で最適化余地.

・釣果向上は“産卵線に沿った回遊の読み”と“海草帯・湧昇・澄潮”の重ね合わせが近道.


限界と今後のアップデート方針

・遊漁の全国推計は未整備で.局所調査からの外挿は不確か.今後はウェブ調査+上乗せ回収で年次更新したい.フランス大使館+1

・商業漁獲も“アオリイカだけの統計”は粗く.数千トンという桁の確認に留まる.釣太郎ブログ

・初期生残率は海域差が極端.産卵床調査や人工産卵床の孵化追跡でレンジを徐々に狭める.J-STAGE

・本記事の数値は“仮定公開型”のAIモデル.前提と式を毎年磨き.地域フィードバックで精度を上げる.


参考情報(一次情報リンク)

・アオリイカは短命で終生産卵のターミナルスポーナー.海草生長と産卵の関係研究.サイエンスダイレクト

・飼育・観察記録(一生で複数回産卵.産卵後死亡).ResearchGate

・メスの一生産卵総数レンジ(万単位).現場まとめ.釣太郎ブログ+1

・内浦湾の遊漁実測と年推定5663杯.フランス大使館

・遊漁採捕量の推定方法(人口×単位努力量×頻度).農林水産省 農業情報総合サイト

・“数千トン規模”という商業漁獲の桁観.釣太郎ブログ

・初期生残や年齢別の生残解析の枠組み.農林水産省 農業情報総合サイト


まとめ

・アオリイカは“産む数は桁違い.残る数はごく一部”という生き物.

・だからこそ“年ごとの環境差”が釣果を大きく動かす.

・本シミュレーションは“日本全体を俯瞰する最初の地図”.

・みなべ.白浜.すさみ.串本といった現場の声で.来季はさらに精緻化できる.

 

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