はじめに:小型タチウオの価値、見直しませんか?
釣り人の間では「小さいタチウオはリリース」
「釣るだけで満足」という声も聞かれます。
しかし、それはもったいない。
小型でも、三枚におろして丸めて調理すれば、見た目もボリュームも大型に負けない一皿になります。
しかも、タチウオは骨が少なく、身が柔らかくて旨味が強い魚。
煮付けや天ぷらにすれば、家庭料理とは思えないほどの上品な味わいに。
今回は、小型タチウオを活かす調理法と、釣り人ならではの活用術をご紹介します。
🔪 小型タチウオの三枚おろし:基本とコツ
手順とポイント
- 頭を落とす 鋭い歯に注意しながら、包丁で頭を落とします。
- 腹を割って内臓を取り除く 小型でも内臓はしっかり処理。血合いも丁寧に洗い流しましょう。
- 背から包丁を入れて三枚におろす タチウオは骨が柔らかく、身が崩れやすいので、包丁は滑らせるように。
- 皮はそのままでもOK 銀皮が美しく、加熱すると香ばしさが増します。
- 丸めて串打ち or 楊枝で固定 丸めることで見た目のボリュームが出て、煮崩れも防げます。
コツ:
- 小型でも身の厚みがある個体は、丸めることで“見た目の満足感”が倍増。
- 銀皮を残すことで、加熱後の照りが美しく、食欲をそそります。
🍲 煮付け:甘辛のタレで“ご飯泥棒”に変身
材料(2人分)
- 小型タチウオ(丸めたもの)…4〜6個
- 生姜スライス…2〜3枚
- 醤油…大さじ2
- みりん…大さじ2
- 酒…大さじ2
- 砂糖…大さじ1
- 水…100ml
作り方
- 鍋に調味料と生姜を入れて火にかける。
- 沸騰したら丸めたタチウオを並べ、落とし蓋をして中火で10分。
- 煮汁がとろりとするまで煮詰めて完成。
ポイント:
- 丸めたことで煮崩れしにくく、見た目も美しい。
- 銀皮が照りを受けて、まるで料亭の一品のような仕上がりに。
🍤 天ぷら:ふわっと軽く、銀皮が香ばしい
材料
- 小型タチウオ(丸めたもの)…4〜6個
- 天ぷら衣(小麦粉+冷水+卵)
- 揚げ油
作り方
- 丸めたタチウオに軽く小麦粉をまぶす。
- 天ぷら衣にくぐらせ、180℃の油でカラッと揚げる。
- 銀皮がパリッと香ばしくなったら完成。
おすすめの食べ方:
- 天つゆ+大根おろしでさっぱり。
- 塩+すだちで素材の旨味を引き立てる。
ポイント:
- 丸めることで中はふわっと、外はカリッとした食感に。
- 小型でも“主役級”の存在感が出せます。
🧠 食通の視点:小型だからこそ“旨味が凝縮”
タチウオは大型になるほど脂が乗りますが、小型は身が締まり、旨味が凝縮されているのが特徴。
特に釣りたての小型個体は、鮮度が高く、加熱しても身がふわっと仕上がります。
また、丸めて調理することで、見た目のボリューム感が増し、食卓での満足度もアップ。
釣り人ならではの“命を余すことなく活かす”調理法として、ぜひ広めたい文化です。
まとめ:小型タチウオは“釣るだけ”で終わらせない
小型だからこそ、旨味が凝縮され、調理次第で主役級の一皿に。
三枚におろして丸めることで、見た目も味もボリュームも満点。
煮付けや天ぷらにすれば、家庭でも料亭のような贅沢な味わいが楽しめます。
釣り人の皆さん、次回の釣果はぜひ“料理まで”楽しんでみませんか?
命への敬意と、食文化の美学を込めて——小さなタチウオが、食卓の主役になります。


