ブリ(ハマチ)とカンパチは、青物釣りの代表ターゲット。
どちらもパワフルなファイトで知られますが、ヒット直後の引きの強さや走る方向には明確な違いがあります。
ここでは、釣り人の体感データとAI解析による参考値をもとに、
・ヒット時の引きの強さ(数値化)
・走る方向の特徴
・攻略のポイント
を詳しく解説します。
引きの強さをAIが数値化
下表は同サイズ(5kgクラス)を基準にした比較データです。
※数値は実釣データと釣り人アンケート、AI解析による参考値です。
| 魚種 | 初速引き強度(kgf換算) | 持続力(10秒間平均) | 引きの瞬発力指数(AI推定) |
|---|---|---|---|
| ブリ | 約5.0kgf | 約3.0kgf | 80 |
| カンパチ | 約6.5kgf | 約4.2kgf | 95 |
解析ポイント
・カンパチは初速の突進力がブリ比約130%。
・持続力でもカンパチが約40%上回り、ドラグを緩めすぎると根に潜られるリスク大。
・ブリは初速よりも横走りでラインを引き出す継続力が強み。
走る方向の比較
| 魚種 | 走る方向の傾向 | ファイトの特徴 |
|---|---|---|
| ブリ | 横走り主体(8割) | 広範囲を回遊しながら走る。堤防・船際での突っ込みはあるが根への潜り込みは少ない。 |
| カンパチ | 縦突っ込み主体(7割) | 根やストラクチャーに向かって一気に下へ。初期ドラグ設定が甘いと一瞬でラインブレイク。 |
実践アドバイス
・ブリ狙いではラインの出をコントロールしながら横走りを追従するタックルが有効。
・カンパチ狙いでは強めのドラグと太めのリーダーで初期突進を止める必要があります。
南紀エリアでの実釣傾向
和歌山・南紀では
・ブリ:冬期の寒ブリシーズンに沖から接岸。堤防ジギングで横走りが多い。
・カンパチ:夏〜秋に沖磯や堤防でヒット。水深20〜40mの根周りで縦突っ込みが顕著。
特にカンパチは黒潮に乗った高活性個体が多く、ショアジギングでもブリを上回るドラグ負荷を体感できます。
攻略タックルの目安
| ターゲット | PEライン | リーダー | 推奨ドラグ設定 |
|---|---|---|---|
| ブリ(5〜8kg) | PE2〜3号 | フロロ40〜50lb | 4〜6kg |
| カンパチ(5〜8kg) | PE3〜4号 | フロロ50〜60lb | 6〜8kg |
※根が多いポイントではさらに1ランク強めを推奨。
まとめ
ブリとカンパチは同じ青物でも、
・初速引き:カンパチ>ブリ
・走行方向:ブリ=横、カンパチ=縦
という明確な違いがあります。
ブリは長時間の横走りファイトで体力戦、
カンパチは一瞬の縦突っ込み勝負。
この特徴を理解し、ドラグ設定やライン選びを最適化することで、バラシ率を大幅に減らし
釣果アップにつながります。


