「今からアオリイカ釣りに行くんやけど、どこがいい?」
釣具店やSNSで、こんな質問をよく目にしますね。お気持ち、とてもよく分かります。
しかし、陽が昇り、日差しが強くなる日中、アオリイカは一気に釣りにくくなると言われています。
今回は、県外からせっかくお越しになった皆さんが、貴重な時間を無駄にしないよう、
なぜ日中にアオリイカが釣れなくなるのか、
そして、そんな状況でも釣果を出すための秘訣を徹底解説します。
【陽が昇るとアオリイカが釣りにくくなる理由】
アオリイカが日中に釣れにくくなるのには、主に2つの理由があります。
- 光に対する警戒心 アオリイカは、非常に優れた視力を持つ反面、強い光には敏感です。陽が昇り、水面が明るくなると、海中のイカは警戒心を高め、深場やストラクチャー(障害物)の陰に隠れてしまいます。特に、秋の新子(しんこ)は経験が浅いため、より警戒心が強くなります。
- 水温の変化 日中、特に快晴の日には、浅い表層の水温が急激に上昇することがあります。アオリイカは急激な水温変化を嫌うため、安定した水温を求めて深場へと移動してしまうのです。
【日中のアオリイカ攻略法:3つの秘訣】
それでも、日中に釣ることを諦める必要はありません。
以下の3つのポイントを意識すれば、釣果を出す確率は格段に上がります。
- 「深場」を意識したアプローチ アオリイカは深場に移動しているだけです。エギを底までしっかり沈め、深いレンジ(棚)を探ることを徹底しましょう。
- カウントダウンで着底までの時間を正確に測る。
- 重めのエギ(3.5号など)や、シンカー(オモリ)を追加する。
- ボトム(底)付近を丁寧に、スローなアクションで探る。
- 「日陰」を探せ 日陰となる場所は、アオリイカにとっての「安全地帯」です。
- 堤防の際(キワ): 堤防の影は、イカの絶好の隠れ家になります。
- テトラポットやケーソンの隙間: これらの隙間にもイカは潜んでいます。
- 橋の下や係留している船の下: 日陰ができやすいポイントは、確実にチェックしましょう。
- 「カラー」と「アクション」を調整 光量の多い日中では、エギのカラーや動きも重要になります。
- カラー: 澄んだ潮にはナチュラルカラー(アジ、イワシなど)、濁った潮や曇りの日にはアピールカラー(ピンク、オレンジ)が有効です。また、光の乱反射を抑えるケイムラカラーも試す価値があります。
- アクション: 強い日差しに警戒しているイカには、激しいシャクリよりも、緩やかなスラックジャークやただ巻きで自然な動きを演出するのが効果的です。
【まとめ】
日中のアオリイカ釣りは決して不可能ではありません。
陽が昇ることでイカは深場や日陰に移動し、警戒心も高まりますが、その習性を理解し、適切なアプローチをすれば、十分釣果を上げることができます。
貴重な釣行時間を無駄にしないためにも、ぜひ今回の攻略法を試して、素晴らしい一杯に出会ってください。


