現状まとめ(2025年時点)
1. 生産量はピーク時の3分の1以下に
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日本の漁業・養殖の生産量は、1984年のピーク時(約1,280万トン)から大幅減少し、2023年には約380万トンとなっています(1984年比で約30%)Nippontimes.seafoodlegacy.com。
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同様に、国内外の複数の報告でも、「1970〜80年代のピーク時の漁獲量から現在は1/3程度にまで減少している」ことが指摘されています日本ボードゲーム協会。
2. 養殖の生産価値は増加、比率も拡大
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2023年時点で、海面養殖の生産価値は約5,956億円で前年より10%増加。全体の漁業・養殖価値に占める割合も上昇(価値ベースで43%/量ベースで23%)Nippon。
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一方、量ベースでは養殖は880,000トンと全体の23%に留まり、減少傾向にあることも確認されていますNippon。
3. 依然として減少傾向が継続
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2023〜2028年の間、漁獲・養殖の総生産量は減少傾向が続くと予測されています。2023年の93.9万トンから、2028年には87.3万トンにまで減少する見通しです(年平均成長率 ‒1.2%)reportlinker.com+1。
4. 課題:高コスト、自然災害、労働力不足
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主な課題として、エサ代の高騰、生産設備のコスト、自然災害、資金調達の難しさが挙げられていますCAC Innovation Hub。
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サンマやサケなどの代表魚種は、不漁が継続し、非常に大きな減少が続いています(例:サンマは2008年35万トンから2021年に1.8万トンへ)日本ボードゲーム協会+2農林水産省 JFA+2。
5. 革新:陸上養殖とスマート漁業への転換
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陸上養殖(RAS:閉鎖循環式陸上養殖)が注目され、大企業も参入を進めています。環境制御・病害対策・周年生産などのメリットもlib.suisan-shinkou.or.jp+1。
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福島では世界初となる「陸上型ベニザケ養殖」が実現され、技術革新が進んでいますGlobal Seafood Alliance。
6. デジタル技術の導入による効率化
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IoT・AI・ドローン・ロボットなどを活用する「スマート漁業」が進行中。衛星データと連携した効率的な資源管理も推進されていますmaff.go.jp+8agtechnavigator.com+8spf.org+8。
7. 市場規模は今後成長予測あり
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養殖業市場全体は、2024年の56.5億USDから2032年には66.7億USDに成長する見込み(CAGR +2.1%)とされていますmarketsandata.com。


