日本の食卓に欠かせない魚といえば、「イワシ」「アジ」「サバ」ではないでしょうか。
これらは“日本の三大大衆魚”とも呼ばれ、安くて美味しく、栄養価も高いことで知られています。
しかし、見た目や味が似ていても、それぞれに違った特徴や栄養価の差があるのをご存じでしょうか?
今回は、釣り人や料理好きの方にも役立つ、イワシ・アジ・サバの違いと栄養成分を徹底比較していきます!
【基本情報】イワシ・アジ・サバってどんな魚?
・イワシ(鰯)
・ニシン科の回遊魚
・主にマイワシ、カタクチイワシ、ウルメイワシの3種
・日本では古くから「庶民魚」として親しまれ、縄文時代の貝塚からも骨が出土
・群れで泳ぎ、プランクトンを主食とする
・アジ(鯵)
・アジ科の回遊魚
・主にマアジが市場に多く流通
・背中が青く、側線にゼイゴ(硬いウロコ)があるのが特徴
・雑食性で、プランクトンや小魚を食べる
・サバ(鯖)
・サバ科の回遊魚
・主にマサバとゴマサバの2種が漁獲される
・脂がのっており、塩焼きや味噌煮に最適
・大型で群れをなして泳ぐ
【見た目・味・用途】どう違う?
| 魚種 | 見た目の特徴 | 味わい | 向いている料理 |
|---|---|---|---|
| イワシ | 小さめ、銀色、群れで泳ぐ | やや淡泊〜旨味あり | 刺身、煮付け、つみれ、天ぷら |
| アジ | 中型、側線にゼイゴあり | あっさりで甘み | 刺身、塩焼き、フライ、なめろう |
| サバ | 青光り、模様あり、大型 | 脂が多く濃厚 | 味噌煮、塩焼き、しめサバ、缶詰 |
【栄養価比較】どれが最強の健康魚?
イワシ・アジ・サバはすべて「青魚」としてDHAやEPAが豊富で、血液サラサラ効果や脳の働きを助けるといわれています。
以下に100gあたりの栄養成分をまとめます。
| 項目 | イワシ | アジ | サバ |
|---|---|---|---|
| エネルギー | 約217kcal | 約121kcal | 約202kcal |
| タンパク質 | 約19.2g | 約20.7g | 約20.1g |
| 脂質 | 約13.9g | 約4.5g | 約13.0g |
| DHA(脳) | 約870mg | 約700mg | 約970mg |
| EPA(血液) | 約1,220mg | 約310mg | 約1,150mg |
| カルシウム | 約74mg | 約27mg | 約13mg |
| ビタミンD | 約32μg | 約5μg | 約8μg |
※数値は成分表を参考にした目安です。種類・季節で変動します。
【栄養で見る】それぞれの強みとは?
●イワシ:カルシウムとEPAがトップクラス!
・骨ごと食べる小魚だからカルシウム豊富
・EPAが非常に多く、動脈硬化予防に最適
・ビタミンDも多く、骨粗鬆症対策にも
●アジ:高タンパク&低脂質の万能魚!
・良質なたんぱく質が豊富で脂質は控えめ
・ダイエットや筋トレ中の食事におすすめ
・味もくせがなく、料理の幅が広い
●サバ:DHAとEPAのバランス型!
・DHAとEPAともに非常に多く、脳と血管にW効果
・脂質は多いが、良質な脂で悪玉コレステロール抑制にも
・しめサバや味噌煮で手軽に栄養補給できる
【結論】迷ったらこの選び方!
| 目的 | おすすめの魚 |
|---|---|
| 脳の活性化・認知症予防 | サバ or イワシ(DHAが多い) |
| 血液サラサラ・動脈硬化対策 | イワシ(EPAが豊富) |
| ダイエット・筋肉づくり | アジ(高たんぱく・低脂肪) |
| カルシウム補給 | イワシ(骨まで食べられる) |
【まとめ】三大大衆魚は、家庭にも釣り人にも最強の味方!
・イワシ、アジ、サバはそれぞれに特長があり、用途や体調に合わせて選ぶことで最大の効果を得られます。
・すべてが栄養満点で、価格も手頃。まさに“日本人のソウルフィッシュ”。
魚売り場で迷ったら、「今の自分に足りない栄養素」で選んでみてください。
また、自分で釣って食べれば、味も栄養もさらに格別です!


