釣具屋さんでオモリを見ていて、こんな疑問を感じたことはありませんか?
「なんでオモリの重さ表示がバラバラなの?」
「“B”とか“1号”とか“大”とか、どれが重いの?」
「もっと統一してくれたら分かりやすいのに…!」
実はこの「バラバラの表示」には歴史的な背景と釣りジャンルごとの事情があるのです。今回は、釣り初心者でもすっきり分かるように、オモリ表示の種類と違い、そしてなぜ統一されていないのかを徹底解説します!
【1】主なオモリの表示方法一覧
釣りに使うオモリには、以下のような表示方法があります。
| 表示例 | 種類 | 使用シーンの例 |
|---|---|---|
| B, 2B, 3B, 5B | ガン玉(割ビシ) | ウキ釣りやフカセ釣りの微調整 |
| 0.5号, 1号, 3号, 5号 | ナス型・タル付きオモリ | 投げ釣りやサビキ釣りなど広範囲 |
| 5匁, 10匁, 20匁 | 昔ながらの単位(重さ) | 関西圏・年配者に根強い |
| 小、小小、中、大、大大 | 割ビシや豆オモリ | 軽量仕掛けや淡水での使用 |
【2】それぞれの表示の意味と重さの目安
●「B」や「2B」など:フカセ釣りで使われる「ガン玉」
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主に号数が小さいほど軽い
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B → 2B → 3B → 5B の順で重くなる
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目安:
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B:約0.55g
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2B:約0.75g
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3B:約0.95g
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●「号」表示:タル付き・ナス型オモリに多い
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1号=約3.75g
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号数が大きくなるほど重くなる
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よく使うのは1号~10号
●「匁(もんめ)」表示:1匁=約3.75g
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昔の重さの単位(和式)で、号とほぼ同じ
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関西地方では今も見かける
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例:5匁 ≒ 約18.75g(=5号とほぼ同じ)
●「大・中・小」表示:割ビシや豆オモリに使われる
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見た目のサイズで分けているだけで、明確な重さはない
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大大 → 大 → 中 → 小 → 小小 の順で軽くなる
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メーカーによって重さが違うため、比較しづらい
【3】なぜオモリの表示は統一されていないのか?
理由は主に3つあります。
理由①:釣りのジャンルによって使う重さが違う
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フカセ釣り → 微調整が重要 → B表示が主流
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投げ釣り・サビキ釣り → 距離と深さが重要 → 号表示が便利
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ヘラブナ・淡水釣り → 古くからの表示「小大」「匁」が残る
理由②:地域・年代による文化の違い
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関西では「匁」、関東では「号」がよく使われる
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昔からの釣り人は「小大表示」に馴染みがあるため根強く残っている
理由③:メーカーごとの独自表示や伝統がある
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オモリを製造する各社が、独自の規格や慣習を長く使っており、統一されにくい
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消費者も「見慣れた表示」が安心のため変わりにくい傾向がある
【4】初心者が迷わないためには?
✔ 数値の「g(グラム)」換算表を持っておく
「1号=3.75g」など、一覧をスマホに入れておくと便利です。
✔ 使いたい釣りジャンルに合った表示だけ覚える
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フカセ釣りなら「B表示」だけ
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投げ釣りやサビキなら「号」だけ、というふうに
✔ お店の人に聞くのが一番早い!
「この釣りにはどれが合いますか?」と聞くのが失敗を防ぐ近道です。
【まとめ】
オモリの表示がバラバラなのは、
・釣りのジャンル
・地域や年代
・メーカーの慣習
によって異なるためです。
最初は混乱するかもしれませんが、自分の釣りスタイルに合った「重さ表示」だけ覚えておけばOK。
困ったら釣具店のスタッフに聞いてみましょう。きっと親切に教えてくれますよ。


