・釣りと一言でいっても、その目的は人によってまったく異なります。
・魚を釣ることそのものにこだわる人もいれば、自然に触れることが目的の人も。
・「釣れたかどうか」がすべての人もいれば、「釣れなくても満足」という人も。
・同じ竿を持つ釣り人でも、実は内側にある価値観は驚くほどバラバラなのです。
本記事では、釣り人の目的を2つの視点――「成果型(絶対釣る派)」と「癒し型(釣れなくても満足派)」に分けて解説します。
さらに、それぞれの釣りスタイルが持つ魅力や注意点についても深掘りします。
◆ 絶対釣る派の特徴とは?
・一言で言えば、「魚を釣ってナンボ」の世界。
・釣果第一主義であり、持ち帰る魚の数や大きさを重要視します。
・エサや仕掛け、釣り場選び、潮の動きなども徹底的に分析。
・釣りは“勝負”であり、“戦略”であり、“技術の証明”でもあります。
■ こんな人が多い傾向
・ベテラン釣り師
・磯釣りや船釣りなど高難易度の釣りを好む
・競争心が強く、SNSに釣果を載せるのも楽しみのひとつ
・道具にこだわり、タックルは常に最新モデル
■ メリット
・知識が増える/釣り技術が向上する
・結果が明確でモチベーションが高まる
・“釣れた魚を家族に食べてもらう”という喜びを得られる
■ デメリット
・釣れないとストレスになる
・天候や潮に左右されやすい
・初心者にはプレッシャーがかかりやすい
◆ 釣れなくても満足派の特徴とは?
・魚が釣れたかどうかは“結果”であり、釣りそのものが“目的”。
・自然の中で過ごす時間、海や風、波音、太陽の光を浴びることに癒しを感じます。
・「釣れたらラッキー」「釣れなくても楽しかった」で満足。
・釣りは“レジャー”であり、“メンタルリセット”の手段。
■ こんな人が多い傾向
・ファミリーやカップルの釣行
・都市部から訪れる週末のリフレッシュ派
・防波堤や砂浜など、安全でゆったりした場所を選ぶ
・釣りそのものよりも「釣りに来たこと」に価値を置く
■ メリット
・プレッシャーが少なく、純粋に楽しめる
・自然とのふれあいが癒しとなる
・初心者でも参加しやすく、ハードルが低い
■ デメリット
・釣れない時間が長いと飽きる人も
・技術や知識の向上にはつながりにくい
・釣果を期待する人から見ると「本気度が足りない」と思われることも
◆ 同じ釣り人なのに「価値観が全然ちがう」理由とは?
・釣りを始めたきっかけや経験年数、性格や生活環境が異なるため、当然目的も違ってきます。
・「魚を食べたい」「家族に食べさせたい」という人と、「波の音を聞いて癒されたい」という人では、求めるものが違って当然です。
釣り場では一見同じように竿を振っていても、心の中で見ている風景はまったく異なることがよくあります。
だからこそ「釣れなかったから意味がない」「釣らないのはもったいない」といった考えは押し付けになりがちです。
◆ それぞれのスタイルを尊重するのが真の釣り人
・「絶対釣る派」が目指すのは、技術の粋と勝負の達成感。
・「釣れなくても満足派」が求めるのは、自然との共鳴と癒しの時間。
・どちらも間違っていません。どちらも正しい釣りの楽しみ方です。
本当の釣りの魅力は、「自分の価値観で楽しめる」自由さにあります。
他人の釣り方にケチをつけるよりも、それぞれのスタイルを理解し、共存することが釣り文化を豊かにします。
◆ まとめ:あなたはどっちのタイプ?それとも両方?
・釣りに明確な正解はありません。
・「釣りの成果=魚の数」と思っていた人が、ある日突然「海を眺めているだけで癒される」と気づくこともあります。
・逆に「気軽な癒し目的」だった人が、釣れた瞬間に目覚めて「もっと釣りたい!」と燃えることも。
状況やライフステージ、仲間、季節によっても「釣りの目的」は変化します。
あなた自身のスタイルを見つけて、それを大切にしていくことが、長く釣りを楽しむ最大の秘訣です。


