【ソウダガツオ入門】ヒラソウダの刺身は旨いのに、マルソウダは刺身にしない理由とは?

釣り人にはおなじみのソウダガツオ。

しかし「ヒラソウダ」と「マルソウダ」の2種があること、そして刺身で食べられるのは

ヒラソウダのみであることを知らない方も意外と多いのではないでしょうか?

本記事では、

・ヒラソウダとマルソウダの違い

・刺身に適する理由、適さない理由

・おすすめの食べ方(干物、節、煮つけなど)

をわかりやすく解説し、ソウダガツオの魅力を掘り下げていきます。

ソウダガツオとは?~ヒラソウダとマルソウダの2種類~

「ソウダガツオ」は、サバ科ソウダガツオ属に属する近縁種の総称で、日本近海で釣れるのは主に以下の2種です。

種類 特徴 味の評価 刺身向き?

ヒラソウダ 背中の縞が腹まで達しない、体が平たい 非常に美味 ◎ 刺身OK

マルソウダ 縞模様が腹までびっしり、体が丸い 生食は不向き × 干物・節向き

どちらもよく似ていますが、味と用途には大きな違いがあります。

なぜヒラソウダは刺身で旨いのか?

ヒラソウダは「初鰹(はつがつお)」にも勝るとも言われるほど、脂が乗っていて、旨味が強い魚です。

特に釣りたてを血抜きしてすぐに締めたものは、

・赤身の旨さ

・クセのなさ

・トロッとした舌触り

が特徴で、鮮度さえ保てば極上の刺身になります。

ヒラソウダが刺身向きな理由

・血合いが少なく、鉄臭さがない

・身がしっかりしており、劣化が遅い

・寄生虫(※特にヒスチジンからのヒスタミン発生)のリスクが低い

一方、マルソウダが刺身に不向きな理由とは?

マルソウダは、内臓劣化が非常に早く、身にも臭みが出やすい魚です。

釣ってすぐに血抜き・冷却しても、刺身で食べるには身が傷むスピードが速すぎるため、食中毒のリスクが高まります。

マルソウダが刺身に適さない理由

・ヒスチジン(アミノ酸)の含有量が多く、ヒスタミン中毒のリスクがある

・身の劣化が早く、数時間で鉄臭くなる

・身質が柔らかく、水っぽいため刺身では味がぼやける

このため、釣り上げたマルソウダを**「生で食べるのは避けた方が良い」**とされているのです。

マルソウダの正しい食べ方は?【節・干物・煮付け】

マルソウダは**「加工すれば旨味が引き出される魚」**です。

特に以下の調理法でその真価を発揮します。

① 鰹節(ソウダ節)
・高級な**宗田節(そうだぶし)**はマルソウダが原料
・鰹節よりも濃い旨味で、蕎麦つゆや和風出汁に最適

② 干物・みりん干し
・鉄臭さが消え、旨味が凝縮
・水分が抜けて、食べやすくなる
・特に干し上がったものは白米との相性抜群

③ 煮付け・味噌煮
・生臭さが煮汁で抑えられ、ホロホロとした身質に
・冷めても美味しく、弁当のおかずにも人気

まとめ:釣れたら見極めが重要!ソウダガツオを美味しく楽しむコツ

ヒラソウダは釣りたてを即・血抜き+氷締めで極上の刺身に。

一方マルソウダは加工向けの魚として扱い、無理に刺身にしないのが鉄則です。

どちらも釣れる機会の多い魚ですが、見分けて、最適な調理法を選ぶことで美味しさは倍増します。

よくある質問(FAQ)

Q. ヒラソウダとマルソウダの見分け方は?

→ 背中の縞模様に注目。ヒラソウダは縞が途中で止まり、体が平たい。マルソウダは腹まで縞模様が続き、体が丸い。

Q. マルソウダは絶対に刺身で食べられない?

→ 釣ってすぐに冷やせば可能とも言われますが、ヒスタミン中毒のリスクがあるため、一般には非推奨です。

【ソウダガツオ入門】ヒラソウダの刺身は旨いのに、マルソウダは刺身にしない理由説明。釣太郎

 

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