スーパーで魚を買ったとき、中に入っていた「つぶつぶの卵のようなもの」。
実はあれ、「真子(まこ)」と呼ばれる立派な魚卵です。
でも、「えっ、真子って名前なの?」と思った方も多いのではないでしょうか。
本記事では、
✅ なぜ魚卵を“真子”と呼ぶのか
✅ 白子との違い
✅ なぜあまり知られていないのか
――この3つのポイントを中心に、釣り人や料理好きでなくてもわかるよう丁寧に解説します。
■ 魚卵=“真子(まこ)”と呼ばれる理由とは?
● 真子の「真」は“真実”や“本物”の意味
「真子」の“真”は、「本物の」「純粋な」という意味を持ちます。
これは、魚が産卵するために育てる“本物の子”=**卵巣(卵)**であることを表しています。
つまり――
真子 = 本来生まれるべき命(魚の卵)
という語源的な意味があるのです。
● 漢字で「真子」と書いて“まこ”と読む
読み方は「まこ」で、これは古くから使われている日本語です。
一部地域や市場では「魚子(うおこ)」「たらこ(タラの子)」と呼ぶこともありますが、
料理用語として正式には「真子」と呼ばれています。
■ 白子との違いもおさらい!
| 項目 | 真子(魚卵) | 白子(精巣) |
|---|---|---|
| 正体 | メスの卵巣 | オスの精巣 |
| 見た目 | 粒状で袋に包まれている | 白くつやのある柔らかい塊 |
| 食感 | 煮るとホクホク&プチプチ | とろけるようなクリーミー食感 |
| 調理法 | 煮付け、佃煮、甘辛炊き | 天ぷら、ポン酢、白子焼きなど |
| 認知度 | 低い(家庭料理が中心) | 高い(料亭や居酒屋で定番) |
■ なぜ「真子」はあまり知られていないのか?
① 名前が一般に浸透していない
スーパーでは「魚卵」や「煮付け用内臓」と表記されることが多く、
「真子」という名称が明記されないことが多いのが現状です。
結果的に、名前と実物が結びついていない人が多いのです。
② 見た目がグロテスクで敬遠されやすい
赤筋が入った内臓状のビジュアルは、「食べるのが怖い」と感じる人も。
見た目のインパクトで、白子に比べてメディア露出も少なめです。
③ 外食での取り扱いが少ない
白子は料亭や居酒屋で定番ですが、真子は家庭料理が中心。
外食で口にする機会が少ないため、印象に残りづらい=認知度が上がらないのです。
■ 真子は実は「ご飯に最高に合う」魚卵だった!
真子は甘辛く煮付けると、白ご飯が止まらなくなる旨さを持ちます。
・ブリやイサキの真子煮付け
・カレイやサバの卵佃煮
・釣った魚の卵は“煮てこそ本領発揮”
とくに新鮮な真子はクセがなく、だしとの相性も良好。
冷めても美味しく、お弁当のおかずや常備菜としても優秀です。
■ まとめ|真子=魚卵という基本を知ろう!
✅ 真子はメスの魚の“卵巣”=魚卵のこと
✅ 語源は「本物の子」=産卵する命を育む器官
✅ 白子と違い、知名度が低く市場でもあまり名前が出ない
✅ 煮付けにするとホクホク&旨味たっぷりのご飯泥棒
✅ 見た目にとらわれず、一度食べてみれば評価が一変!
☑ 白子は華やか、真子は素朴。だけど、どちらも“旬の味覚”
もしスーパーで“真子入り”の魚を見かけたら、それはラッキーの証。
名前を知らなかった人も、この記事で「真子=魚卵」と覚えていただけたら幸いです。


