南紀の夏といえば──夜の船釣りで盛り上がる**「アカイカ釣り」**。
この「アカイカ」とは、正式にはケンサキイカ(剣先烏賊)。
その味の良さから“甘いか”とも呼ばれ、刺身や寿司ネタとしても高級イカとして知られています。
今回は、南紀の夏を代表するターゲット、ケンサキイカ=アカイカの魅力を徹底解説します。
■ ケンサキイカ(アカイカ)とは?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 和名 | ケンサキイカ(剣先烏賊) |
| 地元呼称 | アカイカ、甘いか |
| 学名 | Uroteuthis edulis |
| 分類 | ツツイカ目 ヤリイカ科 |
| 最大サイズ | 胴長40cm以上(大型は“パラソル”と呼ばれる) |
| 主な分布 | 九州~紀伊半島~山陰~北陸 |
■ 南紀で「アカイカ」と呼ばれる理由
ケンサキイカは身が赤みがかって見えることから、南紀を中心にアカイカという地方名で親しまれています。
釣り人の間でも、「ケンサキ」と言うより「アカイカ釣れ始めたな〜」という表現が一般的です。
■ アカイカの味の特徴
・非常に強い甘みとモッチリした食感
・透明感のある白い身は刺身で絶品
・水分が少なめで、煮ても焼いても旨味が濃い
・一夜干しでも極上の甘みが残る
▶ 寿司屋では「高級イカネタ」としてアオリイカと並ぶ存在
▶ “甘いか”と称されるのはケンサキイカが最も多い
■ アカイカの旬と釣期(南紀地方)
| 時期 | 特徴 |
|---|---|
| 6月〜9月 | 夜釣りのシーズン本番。船からのイカメタルで爆釣あり |
| 7月〜8月 | 数・型ともに最盛期。“パラソル級”の大型も期待 |
| 秋以降 | 数は減るが脂が乗り、熟成向きに |
▶ 南紀では夜焚きイカメタル船が夏の風物詩
■ 主な釣り方と特徴
| 釣法 | 説明 |
|---|---|
| イカメタル | 専用のスッテやドロッパーを使い、棚を探りながら釣る |
| オモリグ | 底から中層まで、レンジを広く探れる新定番 |
| ティップラン(浅場) | エギを使い、軽量で狙う方法も一部で有効 |
▶ 「フォール中に食う」「触腕だけで触れる」など、アタリは繊細で奥深い
■ アカイカの釣りの魅力
✅ 群れに当たれば爆釣も!
✅ 夜光に寄ってきた個体が活発にアタック
✅ 釣ってすぐ船上で〆れば、そのまま刺身で味わえるほど鮮度抜群
✅ 大型は引きも強く、ゲーム性も高い
■ ケンサキイカ(アカイカ)の調理おすすめ
| 調理法 | 特徴 |
|---|---|
| 刺身 | 甘みとモチモチ食感が絶品 |
| 寿司 | 高級店でも使われる上ネタ |
| 一夜干し | 噛むほどに甘みと旨みが広がる |
| 天ぷら | 火を通しても柔らかく、上質な味わい |
■ まとめ:ケンサキイカ=アカイカは“夏の夜の主役”
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 地元名 | アカイカ(南紀) |
| 旬 | 6〜9月(特に7〜8月が最盛期) |
| 釣り方 | イカメタル、オモリグ、夜焚き釣り |
| 味 | 強い甘み・モッチリとした歯ごたえ・刺身で極上 |
南紀の夏の夜はアカイカ一色。
ぜひその引きと味を、現地で体感してみてください。


