梅雨に入ると、なんだか気分がどんよりしがちですよね。でも、そんな季節にこそ、とっておきの楽しみがあるんです。
それが「イサギ」という魚。
特にこの時期のイサギは、「梅雨イサギ」や「麦わらイサギ」と呼ばれて、一年の中でも格別に脂が乗って美味しいとされています。
でも、この二つの呼び名にはどんな意味があるんでしょうか?
そして、旬のイサギを最高に美味しくいただくためには、どんな調理法があるんでしょうか?
この記事では、梅雨イサギ・麦わらイサギの魅力から、選び方、絶品レシピまでを徹底的に解説していきます。
この時期にしか味わえない特別な美味しさを、ぜひ食卓で堪能してください!
最後まで読んで、旬のイサギを存分に味わい尽くしましょう!
梅雨イサギ・麦わらイサギって何?旬の美味しさを深掘り
まずは、「梅雨イサギ」と「麦わらイサギ」という呼び名について見ていきましょう。
これらは、イサギが一番美味しい時期と、その頃の季節の様子を表した言葉なんです。
梅雨イサギ:雨の季節に脂が乗る
「梅雨イサギ」は、その名の通り、梅雨の時期に旬を迎えるイサギのこと。
具体的には、6月から7月頃が一番美味しい時期とされています。
この頃のイサギは、産卵を控えていて、たっぷりと栄養を蓄えているんです。
だから、一年の中でも一番脂が乗っていて、身も引き締まっているんですよ。
雨が多くてジメジメする梅雨ですが、そんな時だからこそ味わえる、とびきりの美味しさが梅雨イサギにはあります。
イサギ本来の上品な味に加えて、とろけるような脂の甘みが口いっぱいに広がるので、魚好きにはたまらないでしょう。
麦わらイサギ:麦秋の輝きをまとった美味しさ
一方、「麦わらイサギ」は、梅雨が明けてからの7月から8月頃に旬を迎えるイサギを指します。
この時期は、麦の収穫が終わる頃で、「麦秋(ばくしゅう)」と呼ばれます。
梅雨が明けて、太陽がさんさんと照りつける頃に獲れるイサギは、梅雨の間に蓄えた脂がさらに熟成して、身の色もまるで金色に輝くことから、この美しい名前がつけられたと言われています。
梅雨イサギに比べると、もう少しあっさりとした味に変わるとも言われますが、上質な脂の美味しさはしっかり健在です。
どちらも旬の味!地域や漁場の違いも楽しもう
梅雨イサギと麦わらイサギは、どちらも旬の美味しいイサギであることには変わりありません。
一番美味しい時期や、脂の乗り具合、身の締まり具合は、獲れる地域や漁場の環境によって少しずつ違うことがあります。
大切なのは、この時期のイサギはとにかく美味しい時期だということ。
スーパーや魚屋さんで見かけたら、ぜひ手に取って、旬の美味しさを味わってみてくださいね。
美味しいイサギの選び方:鮮度を見極めるコツ
せっかく旬のイサギを手に入れるなら、一番美味しいものを選びたいですよね。ここでは、新鮮なイサギを見極めるためのポイントをご紹介します。
全体を見てみよう
- 体の輝き: 体全体にツヤがあって、色が鮮やかなものを選びましょう。時間が経つと、ツヤがなくなってくすんでしまいます。
- 目の状態: 目が澄んでいて、黒目がはっきりとしているものが新鮮です。目が充血していたり、白く濁っているものは避けましょう。
- 体の張り: 体に張りがあって、触った時にしっかりとした弾力があるものが新鮮です。ブヨブヨしていたり、柔らかすぎるものは鮮度が落ちています。
- 魚体全体の形: 魚体全体の形が崩れていなくて、ピンとしているものを選びましょう。
細かい部分もチェック
- エラの色: エラを開けてみて、鮮やかな赤色をしているものが新鮮です。暗い赤色や茶色に変色しているものは避けましょう。
- お腹の状態: お腹が不自然に膨らんでいないか確認しましょう。内臓が傷んでいる場合、ガスが溜まって膨らんでいることがあります。
- 匂い: 嫌な匂いがしないか確認しましょう。新鮮な魚は、磯の香りのような良い匂いがします。
これらのポイントを参考に、より新鮮で美味しいイサギを選んでみてください。
魚屋さんによっては、その日のおすすめや、調理法に合わせた選び方を教えてくれることもあるので、気軽に尋ねてみるのも良いでしょう。
美味しいイサギを堪能!おすすめ調理法
旬のイサギは、いろいろな調理法で美味しくいただけます。ここでは、特におすすめの調理法をいくつかご紹介しますね。
1. 塩焼き:素材本来の味を楽しむ
新鮮なイサギの美味しさを最大限に引き出す、定番中の定番です。シンプルに塩を振って焼くだけで、皮はパリッと香ばしく、身はふっくらとジューシーに仕上がります。
- ポイント: 焼く前に少し塩を振って10分ほど置き、余分な水分を出すと、生臭みが抜けて、より美味しく焼けますよ。
2. 刺身・たたき:鮮度が命!
新鮮なイサギが手に入ったら、ぜひ試してほしいのが刺身やたたきです。透明で美しい身は、上品な甘みととろけるような舌触りが魅力。特に旬のイサギは、脂がしっかり乗っているので、口の中に広がる美味しさが格別です。
- ポイント: 刺身にする際は、お魚屋さんで下処理(三枚おろし)をしてもらうと便利です。たたきにする場合は、軽く皮目を炙ると香ばしさが加わります。
3. 煮付け:ご飯が進む!家庭の味
甘辛い味付けでじっくりと煮込んだイサギの煮付けは、ご飯との相性が抜群。身離れも良く、骨の周りの美味しさまで余すことなく楽しめます。
- ポイント: 生姜やネギと一緒に煮込むと、風味が良くなり、生臭みも抑えられます。煮汁が魚全体に行き渡るように、時々煮汁をかけながら煮込むのがコツです。
4. 唐揚げ:子供から大人まで大人気!
カラッと揚げたイサギは、外はサクサク、中はふっくら。骨まで美味しくいただけるので、カルシウムもたっぷり摂れます。下味に少しニンニクや生姜を加えても美味しいですよ。
- ポイント: 揚げる前にしっかりと水気を拭き取ると、油はねを防ぎ、カラッと仕上がります。二度揚げすると、よりサクサクになります。
5. アクアパッツァ:おしゃれで美味しいイタリアン
白ワインとトマト、ハーブで魚を煮込んだアクアパッツァは、まるでレストランのようなおしゃれな味を家で手軽に楽しめます。
イサギの上品な美味しさが引き立ち、残ったスープもパスタやリゾットにアレンジできます。
- ポイント: アサリやエビなどの魚介類や、オリーブ、ケイパーなどを加えると、より深みのある味になります。
これらの他にも、塩焼きをほぐして混ぜご飯にしたり、南蛮漬けにしたりと、美味しいイサギは色々な料理で楽しめます。
ぜひ色々な調理法を試して、お好みの味を見つけてみてくださいね。
地域ごとの「梅雨イサギ」「麦わらイサギ」
イサギは日本各地で漁獲される魚なので、地域によって旬の時期や呼び名、味の特徴が異なる場合があります。
例えば、瀬戸内海では、この時期のイサギを特別な美味しさとして珍重する文化がありますし、他の地域では、また違った魚食文化の中で親しまれています。
お住まいの地域や旅行先でイサギを見かけたら、地元の方に美味しい食べ方やおすすめのお魚屋さんなどを聞いてみるのも、旬の美味しさをさらに深く楽しむための良い機会になるでしょう。
まとめ:旬の梅雨イサギ・麦わらイサギを味わい尽くそう!
梅雨から夏にかけて旬を迎えるイサギ、「梅雨イサギ」と「麦わらイサギ」は、まさにこの時期ならではの格別な美味しさを楽しませてくれます。
脂の乗り、身の締まり、そして口の中に広がる風味は、魚好きでなくてもきっと満足できるはずです。
新鮮なイサギの選び方を参考に、様々な調理法で旬の美味しさを堪能してくださいね。
塩焼きで素材本来の味を味わうもよし、刺身でとろけるような舌触りを楽しむもよし、煮付けや唐揚げで家族みんなで楽しめる味にするもよし。
今年の梅雨と夏は、美味しいイサギと共に、食卓を豊かに彩りましょう!


