この写真に写っているのは、おそらく魚の頭部から伸びる「上顎骨(上顎の一部)」とその周辺の頭蓋骨の一部です。
特徴として以下の点が挙げられます。
■観察ポイント
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長く湾曲した骨が中央に伸びている
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先端には薄くなったプレート状の構造
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根元には関節構造があり、歯のような突起も確認可能
■この骨の可能性がある魚種(予測)
✅ 有力候補:カジキ類やシイラなどの大型回遊魚
理由:
・吻(ふん)=上顎部が長く突き出す特徴
・頭蓋部に比べて吻が細く、湾曲している形状が一致
・南紀の海岸では、こういった外洋性魚類の遺骸が打ち上げられることがある
■部位の推定
| 骨の位置 | 説明 |
|---|---|
| 上顎骨(吻部) | 頭の上顎から前方に伸びる部位で、捕食や突進時に使用される |
| 頭蓋骨の一部 | 後方にある骨の付け根は、頭蓋骨との関節構造を示している |
■補足:シイラの可能性もあり
シイラの場合、上顎がやや湾曲し、吻が突出している個体も多く、死後このように分離することがあります。
特に頭部が先に分解されやすいため、こうした「上顎骨だけ」が海岸に残るケースも。
■まとめ
この骨は、大型回遊魚(カジキ、シイラ、マグロ類など)の「上顎骨とその付け根の一部」と考えられます。
特に外洋性魚種で、吻が発達したタイプに見られる骨格構造です。


