アオリイカは活締め後に数%軽くなる!?釣った直後と計量時で「重さが違う」理由とは

■アオリイカの重さ、釣った時と違ってませんか?

「これは確実に3キロあったはずなのに、計量したら2.9kgだった……」

こんな経験をした釣り人、多いのではないでしょうか?

実はこれ、よくあるアオリイカの重量減少現象
釣った直後よりも、活締めして時間が経つと数%も軽くなるのです。

今回はその理由と、釣果の正確な記録のために知っておくべきポイントを解説します。


■なぜアオリイカは「時間とともに軽くなる」のか?

理由はとてもシンプル。
アオリイカは「生きている時」が最も重く、時間が経つにつれて水分や内容物が抜けるためです。


●1.墨を吐くことで軽くなる

アオリイカは自衛本能で大量の墨を吐きます。
この墨は水分を多く含み、吐き出すことで体内の水分が失われます

一度の噴射で数十gの減少も珍しくありません。


●2.内臓や海水の排出

活締めにより筋肉が緩むと、体内にある
・餌の残り
・吸い込んだ海水
が自然と流れ出します。

とくに大型の個体では100g近くの内容物が抜けることもあります。


●3.冷却・保存中に水分が蒸発

クーラーボックスや氷締めで冷やしている間に、
・皮膚表面のぬめり
・水分
が少しずつ失われていきます。

特に真水氷で冷やすと、脱水が進みやすいという報告もあります。


■どれくらい減る?実例で見るアオリイカの重量変化

状態 重量 減少量 減少率
釣った直後 3000g
活締め+2時間後 2940g -60g 約2.0%減少
活締め+5時間後 2900g -100g 約3.3%減少
翌日計測 2850g -150g 約5.0%減少

※個体や保存環境によって差があります


■釣果記録・大会参加者は特に要注意!

釣果報告や釣り大会などで「3kg超え」が一つの目標になっている中、
活締め後の軽量化を知らずに記録を逃している人は少なくありません。

この差を「知っているか」「知らないか」で、記録の扱いが大きく変わってきます。


■釣り人が取るべき3つの対策

●① 釣った直後に携帯スケールで計量する

現場ですぐに重さを記録しておけば、あとで軽くなっても証明が可能です。

●② 海水氷で保存する

真水氷は浸透圧の関係で水分が抜けやすくなります。
塩分を含んだ海水氷なら脱水を防ぎ、重量の維持につながります。

●③ 墨や内容物の排出を最小限にする

釣り上げ時に暴れさせず、丁寧にギャフやタモで取り込むことで、
墨吐きや内臓破損による重量ロスを減らせます。


■まとめ:釣った瞬間が最も重い!

アオリイカは「活きている状態」がもっとも重く、
活締めや保存処理のあとには、平均して2%~5%も軽くなる可能性があります。

夢の「3キロオーバー」や「キロアップ」の達成を確実に記録に残すためには、
・現場計量
・海水氷での保存
・取り込みの丁寧さ
この3点を意識しましょう。

釣ったその瞬間の感動を、そのまま数字として残すために――
知識と準備が、最高の一杯に繋がります!

アオリイカは生きている時と、活締め数時間後では5%ほど重量が軽くなる。釣太郎

タイトルとURLをコピーしました