【衝撃の真実!】寒グレと梅雨グレは同じ魚だった!?なぜ難易度が真逆になるのか、生態から秘密を徹底解剖!

グレ(メジナ)釣りと言えば、「磯の王者」とも呼ばれるターゲットで、その繊細さや引きの強さから、多くのアングラーを魅了してやまない一方で、「釣るのが難しい魚」というイメージも強いですよね。

特に冬の「寒グレ」シーズンは、脂が乗って美味しい最高の時期ですが、同時に最も高度なテクニックが要求される「鬼門」でもあります。

ところが、梅雨時期になるとどうでしょう?

「梅雨グレ」として、普段グレ釣りをしないビギナーさんでも比較的簡単に釣れるようになる、という話を聞いたことがある方も多いはず。

「あれ?グレって難しいんじゃなかったの?」

そんな疑問が浮かびますよね。そして、多くの方が抱く疑問がこれです。

「寒グレと梅雨グレって、そもそも違う種類の魚なの?」

この記事では、そんなグレ釣りの最大のミステリーとも言える疑問にズバリお答えし、なぜ同じグレなのに季節によって難易度がこれほどまでに変わるのか、その生態と季節ごとの特徴から秘密を徹底的に解剖していきます!

この記事を読めば、あなたのグレ釣りに対する認識がガラッと変わるはず。

この記事でわかること

  • なぜ「寒グレ」釣りは超高難易度なのか?
  • なぜ「梅雨グレ」はビギナーでも狙いやすいのか?
  • 寒グレと梅雨グレが「同じ魚」である衝撃の事実とその理由
  • 同じ魚なのに季節で行動が変わる「生態サイクル」とは

なぜ「寒グレ」釣りは超高難易度なのか?磯師泣かせの冬のグレ

まず、グレ釣りが難しいとされる代表格、「寒グレ」シーズン(概ね12月~3月頃)の状況を振り返ってみましょう。

この時期のグレは、身が締まり、たっぷりと脂が乗って食味は最高潮を迎えます。しかし、その美味しさとは裏腹に、釣り上げるのは至難の業となります。

理由は以下の通りです。

低水温による低活性: 冬は海水温が低下し、グレの代謝が落ちて活動が鈍くなります。エサを追う頻度が減り、食い方も非常に小さく、渋くなります。

澄み潮: 冬の海はプランクトンが少なくなり、潮が澄みやすい傾向があります。グレからアングラーの姿や仕掛けが見えやすくなり、警戒心MAX!ちょっとした違和感でもすぐに見切られてしまいます。

食性の変化: 普段なら積極的に捕食するエサにも見向きせず、特定の限られたエサしか口にしなくなる偏食が見られることもあります。

居場所: 低水温から身を守るため、水温が安定しやすい深場や複雑な根周りにタイトに張り付いていることが多く、エサの通り道が限定されます。

これらの要因が重なり、寒グレを釣るには、細いハリスを使った繊細な仕掛け、わずかなアタリを捉える集中力、正確なキャスト、そして何よりも「釣れない時間」に耐える忍耐力が必要とされるのです。

まさに、熟練したアングラー(磯師)の腕の見せ所と言えるでしょう。

ビギナー歓迎!なぜ「梅雨グレ」は優しいのか?堤防から狙える理由

一方、梅雨時期(概ね5月下旬~7月頃)になると、「梅雨グレ」としてグレ釣りの状況は一変します。前回の記事でも触れましたが、改めてその理由を簡潔にまとめます。

産卵期の接岸と高活性: 梅雨時期は多くの地域でグレの産卵期と重なり、浅場である堤防や地磯近くに大挙して押し寄せます。さらに、産卵に向けて、または産卵後の体力回復のためにエサを積極的に捕食します。

水温の上昇と適度な濁り: 梅雨入りと共に水温が上昇し、グレが活発に動き回る適水温になります。また、雨による濁りがグレの警戒心を和らげ、普段は見切るような仕掛けやハリスにも臆せず食いついてくるようになります。

広範囲で食う: 高活性なため、一点に集中しなくても、撒き餌を広く撒くことで魚を寄せやすく、エサを追う範囲も広くなります。

これらの理由から、梅雨グレは魚影が濃く、活性が高く、警戒心も薄れているため、普段のグレ釣りよりも格段にアプローチが容易になり、ビギナーさんでも釣果に恵まれやすくなるのです。

特に堤防という手軽な場所から狙えるのも大きなメリットです。

【核心に迫る】寒グレと梅雨グレ、正体は…「同じ魚」だった!!

さあ、いよいよ核心に迫ります。

「これだけ釣りの難易度も、魚の行動も違うんだから、寒グレと梅雨グレは別の魚なんでしょ?」

そう思っている方も多いかと思いますが…

実は、寒グレも梅雨グレも、

「同じ種類の魚(メジナ、またはグレ)」です!

全く別の種類の魚が、それぞれの時期に釣れているわけではありません。

冬に釣れるグレも、梅雨に釣れるグレも、基本的には同じ生態を持つメジナ(グレ)なのです。

では、なぜ同じ魚なのに、ここまで行動パターンや釣りの難易度が変わるのでしょうか?

なぜ、同じ魚なのにこうも変わる?季節ごとの「生態サイクル」

同じ魚なのに季節によってこれほど行動が変化するのは、グレが一年を通じた**「生態サイクル」に沿って生きているからです。

彼らの行動は、主に水温繁殖(産卵)**という2つの大きな要因に突き動かされています。

グレの一年間の大まかなサイクルは以下のようになります。

春(産卵準備期): 冬の低水温期を耐え、水温の上昇と共に活動を再開。産卵に向けて栄養を蓄え始めます。まだ警戒心はそれなりにあります。

梅雨(産卵期&高活性期): 水温が産卵に適した温度になり、集団で浅場に接岸し産卵を行います。この時期が最もエサを積極的に捕食する「高活性」な時期であり、警戒心も産卵や捕食優先で薄れます。これが「梅雨グレ」の釣りやすさに繋がります。

夏(産卵後~夏バテ期): 産卵を終え、体力を回復させます。水温が高すぎるとやや深場に移動したり、日中はあまり活動しなくなることもありますが、引き続きエサはよく食べます。ただし、エサ取りも増える時期です。

秋(荒食い期): 冬の低水温期を乗り越えるために、盛んにエサを捕食し、体に栄養(脂)を蓄えます。サイズアップを狙える時期であり、梅雨時に次ぐ高活性になることも多いです。

冬(低水温期&生存期): 水温が低下し、活動が鈍くなります。体力を温存するため、あまり動かず、エサを追う範囲も狭まります。この時期に体に蓄えた脂が、最高の食味(寒グレ)となるのです。しかし、低活性と澄み潮により、釣りは最も難しくなります。

このように、グレは一年を通して同じように行動しているのではなく、季節ごとの環境の変化(特に水温)と、子孫を残すという生命活動(産卵)に合わせて、賢く、そしてダイナミックに行動パターンを変化させているのです。

寒グレと梅雨グレの行動の違いは、まさにこの生態サイクルにおける**「冬の生存モード」「梅雨の産卵&捕食モード」**という、正反対のフェーズにあるために起こる現象なのです。

まとめ:同じ魚でも季節で激変!だからグレ釣りは面白い!

「寒グレ」と「梅雨グレ」は、種類としては全く同じ「メジナ」という魚です。

しかし、季節ごとの水温変化や産卵という生態サイクルによって、その行動パターンは真逆と言えるほど大きく変化します。

  • 寒グレ: 低水温と生存本能により低活性・高警戒心となり、釣るには高度な技術が必要な「玄人好み」のターゲット。
  • 梅雨グレ: 産卵と高水温により高活性・低警戒心となり、堤防からでも狙いやすく「ビギナー歓迎」のターゲット。

同じ魚なのに、季節によってここまで性質が変わる。

だからこそ、グレ釣りは一年を通して奥深く、アングラーを飽きさせない魅力があるのです。

今年の梅雨は、ぜひこの機会にビギナーでも狙いやすい「梅雨グレ」にチャレンジしてみてください!

そして、もしハマったら、冬の「寒グレ」にも挑戦して、同じ魚の持つ全く違う一面を体験してみるのも面白いかもしれませんね。

さあ、今年の梅雨は堤防で「優しい」梅雨グレとの出会いを楽しみましょう!

梅雨グレと寒グレは同じ個体なのか?別種か?フカセ釣り入門。釣太郎

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