釣った魚を間近で見ると、
「目玉が飛び出している」
「まぶたがない」
と感じたことはありませんか?
実はこれ、魚という生き物の生態に深く関係しています。
ここでは、その理由をわかりやすく解説します。
魚の目玉はなぜ出ている?
魚の目玉が飛び出している理由は、
【広範囲を一度に見渡すため】です。
水中は、陸上に比べて視界が悪い世界です。
濁った水や、光の届きにくい環境では、
周囲をいち早く察知できることが生き残りに直結します。
そのため魚は、
・横方向
・後方
・場合によっては上方向まで
同時に見渡せるように、目玉を外に張り出す形に進化したのです。
人間のように「正面だけを見る」構造では、
敵に襲われるリスクが高くなってしまうからです。
魚にはなぜ瞼がない?
もう一つ不思議なのは「魚にはまぶたがない」という点です。
これにもきちんと理由があります。
水中では、空気中と違い、
目の表面が乾燥する心配がありません。
人間は乾燥を防ぐためにまばたきを繰り返していますが、
魚は水に覆われているため、そもそも「乾燥防止」が不要なのです。
さらに、まぶたがあると視界を遮ってしまうため、
敵から身を守るためにも「常に目を開いている状態」が有利でした。
このため、魚は「まばたきも、まぶたも必要ない生き物」として進化しました。
まとめ
魚の目玉が出っ張っているのは
・広い視野を確保して敵を素早く察知するため
魚にまぶたがないのは
・水中では乾燥しないので必要がない
・まぶたで視界を遮ると生存に不利だから
という明確な理由があるのです。
釣りをするとき、あるいは水族館で魚を見るときには、
ぜひ「なぜ目がこうなっているのか」を思い出してみてください。
魚たちが過酷な環境を生き抜くために選んだ進化の知恵が、そこに詰まっています!


