魚より水分が少なく感じる理由をやさしく解説!
釣ったアオリイカをさばいて刺身にしたとき、
「コリコリしてる!」「魚より固い!」と感じたことはありませんか?
中には「水分が少ないから?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
今回は、その“感覚の理由”を、わかりやすく解説します。
● 魚とアオリイカの「身の構造の違い」
魚の身は、ふんわり柔らかくて、水分が多く感じられますよね。
実はこれ、「筋肉のつくり」の違いが関係しています。
・魚の身は、繊維の間に水分がたっぷり含まれていて、ねっとり・とろけるような食感になります。
・一方アオリイカは、身の繊維がギュッと詰まっていて、コリコリした弾力があります。
水分は含んでいるのに、口当たりが引き締まっているため、「水っぽくない」と感じるのです。
● 実際の水分量は…魚とほとんど同じ!?
ちょっと意外かもしれませんが、アオリイカも魚も、可食部の水分量はおおよそ70〜80%。
数字で見ると、ほとんど差がないんです。
それなのに「水分が少ない」と感じるのは、
・筋肉の繊維が細かく、弾力がある
・水分を包み込んで外に出しにくい
という特徴があるから。
つまり、水分が少ないわけではなく、“出てこない”からそう感じるというわけです。
● 冷凍・解凍しても食感が残る!
アオリイカは、冷凍しても解凍してもプリっとした食感が残ります。
これは「弾力のある筋肉」のおかげ。
魚は冷凍するとドリップ(水分と旨味)が流れ出て、身が崩れやすくなりますが、
アオリイカはドリップが少なく、解凍してもおいしさをキープしやすいんです。
● 鮮度がいいと、さらに弾力アップ!
釣りたてのアオリイカは特にコリコリしています。
これは鮮度が良いほど、筋肉の弾力が強く感じられるため。
時間が経つと少しずつ柔らかくなり、甘みが出てくるのもイカの魅力の一つ。
釣りたてと時間をおいたイカ、食べ比べてみるのも面白いですよ!
● まとめ
・アオリイカの身が「固くて水分が少ない」と感じるのは、筋肉の構造によるもの
・実際の水分量は魚とほとんど同じ
・水分を外に出さず、繊維が詰まっているため“締まった食感”になる
・その弾力こそ、アオリイカの新鮮さと旨さの証!
釣ったアオリイカを刺身で食べるとき、
「なんでこんなに歯ごたえがあるんだろう?」と感じたら、
この筋肉構造の秘密を思い出してみてくださいね。
アオリイカは、食感と旨味を同時に楽しめる、まさに“海のごちそう”です!


