タコやアワビを塩もみする目的は、雑菌を落とすことが主な目的ではなく、ぬめりや臭みを取り除くためです。
ただし、結果的に表面の汚れや細菌も落ちる効果はありますが、目的としては異なります。
1. タコの塩もみの目的
✅ ぬめり(ムチン)を取り除く
・タコの表面には「ムチン」というぬめり成分があり、これが臭みの原因になる。
・塩をもみ込むことでぬめりが浮き上がり、水で洗い流せる。
✅ 身を締めて食感をよくする
・塩もみにより余分な水分が抜け、身が引き締まりプリプリの食感になる。
✅ 汚れや細菌を除去する
・タコの表面には海藻や砂、小さな汚れが付着していることが多い。
・塩もみすると汚れが浮き、同時に細菌もある程度除去できる。
2. アワビの塩もみの目的
✅ 表面のぬめりを取る
・アワビの表面にはタコと同じようにぬめり(ムチン)があり、これを落とすために塩もみをする。
✅ 貝殻の汚れや付着物を落とす
・天然のアワビは貝殻にフジツボや海藻が付着していることが多い。
・塩もみしながらブラシでこすると、これらを効率よく取り除ける。
✅ 臭みを取る
・ぬめりがあると独特の磯臭さが残るため、塩もみで臭みを軽減できる。
3. タコとアワビの塩もみ、目的は同じ?
→ 共通する目的
・ぬめりを取る
・汚れを落とす
・臭みを軽減する
→ 異なる点
・タコは「身を引き締める」目的が大きい
・アワビは「貝殻の汚れを落とす」目的がある
つまり、基本的な目的は似ているが、細かい理由には違いがある。
また、どちらも塩もみだけでは完全な殺菌はできないため、加熱や新鮮なうちに食べることが大切。


