釣り場や磯でよく見かける「フナムシ」。
素早く動き回るため、 「ゴキブリに似ていて気持ち悪い…」 と思う人も多いですが、実は
釣りにも役立つ生き物 です!
本記事では、 フナムシの生態・特徴・寿命 を釣り人向けに詳しく解説し、 釣りエサとしての
活用方法 についても紹介します。
1. フナムシとは?基本情報
フナムシ(学名:Ligia exotica)は、甲殻類・等脚目(ワラジムシ目)・フナムシ科 に属する
生き物です。
海岸の岩場や防波堤、テトラポッドの隙間などに生息しており、 海水や潮風の影響を受ける場所
を好みます。
✅ 分類:甲殻類(エビ・カニの仲間)
✅ 生息地:磯・防波堤・岩場・テトラポッド
✅ 活動時間:夜行性(昼間は岩陰に隠れる)
✅ 動き:非常に素早い(時速1m程度)
2. フナムシの特徴とは?
① 体の形状
- 体長は 2~4cm程度 で、細長い楕円形。
- 体は 14の節 に分かれており、脚は 7対(14本) ある。
- 触角が長く、後ろに細い尾のような器官を持つ。
- カニやエビと同じ甲殻類 であり、見た目はゴキブリに似ているが、全く別の生き物。
② 移動の特徴
- 非常に素早く動き、時速1m程度 で走ることができる。
- ジャンプも可能 で、壁を登ることもある。
- 驚くと一斉に逃げる習性があり、釣り場で大量に見かけることも。
③ 生息環境
- 主に 磯場・防波堤・岩場・テトラポッドの隙間 に生息。
- 潮が引いた後の湿った場所を好むが、完全な水中生活はできない。
- 乾燥に弱いため、日中は岩陰や隙間に潜んでいる。
- 夜になると活発に活動し、エサを探す。
3. フナムシの寿命はどれくらい?
フナムシの寿命は 約2~3年 です。
甲殻類のため 脱皮を繰り返して成長 し、成熟すると繁殖を始めます。
✅ 寿命:2~3年
✅ 成長:脱皮を繰り返しながら大きくなる
✅ 繁殖:卵を産み、孵化後は親と同じ形の幼生が生まれる
4. フナムシは何を食べるのか?
フナムシは 雑食性 で、あらゆるものを食べます。
特に 腐った魚や海藻、プランクトン、微生物 を好みます。
✅ 主なエサ
- 魚の死骸(磯に打ち上げられたもの)
- 海藻や昆布の切れ端
- 甲殻類や貝類の死骸
- 釣り人が残したエサのカス(イソメやオキアミの残り)
つまり、 フナムシが多い場所は、エサが豊富な環境である可能性が高い ため、釣りにも
活かせます!
5. フナムシの天敵は?
フナムシは多くの生き物に狙われる獲物でもあります。
✅ フナムシを食べる主な天敵
| 天敵 | 特徴 |
|---|---|
| カニ | 防波堤や磯場に多く、フナムシを捕食 |
| ハゼ類 | 砂地や磯場で活動し、フナムシを狙う |
| クロダイ(チヌ) | フナムシを積極的に捕食する |
| メバル・カサゴ | フナムシが動くとすぐに捕食する |
| 海鳥(カモメ・ウミネコ) | 岩場にいるフナムシをくちばしでついばむ |
| 人間(釣り人) | 釣りエサとして利用することも |
6. 釣りにおけるフナムシの活用方法
フナムシは 釣りエサとしても優秀 で、特に クロダイ(チヌ)やカサゴ、メバル、アイナメ
などの根魚に効果的です。
① 釣りエサとしての使い方
- 丸ごと1匹をハリに刺す(チヌ・カサゴ・アイナメ向け)
- ハサミで切って小さくして刺す(メバル・ハゼ向け)
- フカセ釣りの撒き餌に混ぜる(チヌ釣りで集魚効果UP)
② 釣れる魚種
✅ クロダイ(チヌ):フナムシを好んで食べる
✅ カサゴ・アイナメ・メバル:根魚全般に効果抜群
✅ ハゼ:底に沈めると食いつく
✅ スズキ(シーバス):大きめのフナムシなら狙える
特にチヌ釣りでは、「フナムシパターン」として効果的な時期がある!
夏~秋にかけて、フナムシを捕食しているチヌが多くなるため、エサとして使うと良い。
7. まとめ|フナムシは釣りに役立つ生き物!
✅ フナムシは「甲殻類」の仲間で、磯場や防波堤に生息する
✅ 寿命は2~3年で、脱皮を繰り返しながら成長する
✅ 雑食性で、腐った魚・海藻・プランクトンを食べる
✅ カニ・クロダイ・メバル・カサゴ・海鳥などに捕食される
✅ 釣りエサとして使うと、チヌ・カサゴ・メバルに効果抜群!
フナムシは見た目こそ苦手な人が多いですが、 釣りエサとして活用すれば、意外と役立つ生き物 です!
磯場や防波堤でフナムシを見つけたら、ぜひ チヌ釣りや根魚釣りに試してみてください!


