【生魚 vs 生肉】冷凍後の美味しさはどれくらい変わる?成分の変化も徹底解説!

・「生魚や生肉を冷凍すると味が落ちる」と言われますが、 実際にどれくらい美味しさが変わるのか?

・また、 冷凍による成分の変化 はどのように起こるのか?

・魚と肉の違いを科学的に解説しながら、 美味しく食べるコツ も紹介します!


【生魚と生肉、冷凍後の美味しさの違い】

冷凍後にどれくらい味が落ちるのかを比較すると、 魚のほうが影響を受けやすい という結果になります。

比較項目 生魚(冷凍後) 生肉(冷凍後)
旨味の減少 10~30%(ドリップで流出) 5~15%(比較的保持される)
食感の変化 水っぽくなり、パサつきやすい 繊維が保たれ、変化は少ない
ドリップの量 多い(旨味が抜ける) 少なめ(旨味が残りやすい)
酸化の影響 進みやすい(脂が劣化) 遅い(脂が酸化しにくい)

結論:生魚は冷凍すると旨味が減りやすく、生肉は比較的影響が少ない!


【冷凍による成分の変化】

✅ ① 旨味成分(イノシン酸・グルタミン酸)の変化

・魚も肉も、死後に ATP(エネルギー物質)が分解 されて イノシン酸(旨味の元) に変化。

・ただし、 魚は冷凍するとこの分解がストップ し、さらに解凍時にイノシン酸が流れやすい。

・一方で 肉は冷凍後も旨味成分が比較的保持される ため、味の劣化が少ない。

👉 生魚は冷凍すると旨味が減少しやすいが、生肉はそこまで影響を受けない!


✅ ② ドリップ(水分と栄養分)の流出

・冷凍すると、 細胞内の水分が膨張→細胞壁が破壊 される。

・解凍時に 細胞内の水分とともに旨味や栄養が流れ出す(これがドリップ)。

✅ 魚のほうがドリップが多い理由

・魚は 筋繊維が柔らかく、水分量が多い(約70~80%) ため、細胞が破壊されやすい。

・そのため、 解凍時にドリップが大量に出て、食感が悪くなり、味が薄くなる

✅ 肉はドリップが少ない理由

・肉は 筋繊維が強く、水分が細胞内にしっかり保持される ため、ドリップの流出が少ない。

・そのため、 冷凍・解凍後も食感や味が比較的維持される

👉 生魚は冷凍後に水っぽくなりやすいが、生肉はそこまで影響を受けない!


✅ ③ 脂の酸化(冷凍焼け)

・魚も肉も 脂肪が酸化すると、風味が落ちる(いわゆる「冷凍焼け」)。

・しかし、 魚の脂は酸化しやすく、肉の脂は酸化しにくい という違いがある。

魚の脂(DHA・EPA)は酸化しやすい

・魚の脂肪には DHAやEPA(不飽和脂肪酸)が豊富 で、これは健康に良いが 非常に酸化しやすい

・そのため、 冷凍保存すると酸化が進みやすく、風味が落ちやすい

肉の脂(飽和脂肪酸)は酸化しにくい

・肉の脂(特に牛・豚の脂肪)は 飽和脂肪酸が多く、酸化しにくい

・そのため、 冷凍しても風味の劣化が比較的少ない

👉 生魚は冷凍すると脂が酸化しやすいが、生肉は比較的酸化しにくい!


【冷凍後でも美味しく食べるコツ】

✅ ① 急速冷凍で細胞破壊を最小限に!

・家庭の冷凍庫(-18℃)ではなく、業務用の 急速冷凍(-40℃) を使うと、細胞の破壊を防ぎやすい。

・家庭で冷凍する場合は アルミトレイに置いて冷凍 すると急速に温度が下がり、劣化が抑えられる。

✅ ② 真空パック&ラップで酸化を防ぐ!

・酸化を防ぐため、 ラップ+ジップロックで密封 し、できれば 真空パック にする。

・空気に触れると冷凍焼けしやすくなるため、 長期保存するなら密封が必須!

✅ ③ 解凍は「低温でじっくり」

・急激に解凍するとドリップが大量に出るため、 冷蔵庫でゆっくり解凍 するのがベスト。

・どうしても急ぐ場合は 氷水解凍(流水ではなく氷水に漬ける)がオススメ。


【まとめ】

生魚は冷凍すると10~30%旨味が減るが、生肉は5~15%と影響が少ない!

生魚は水分が多く、冷凍→解凍でドリップが出やすく、パサつきやすい!

魚の脂(DHA・EPA)は酸化しやすく、肉の脂(飽和脂肪酸)は比較的酸化しにくい!

急速冷凍・真空保存・低温解凍で、美味しさをできるだけキープ!

結論:魚は冷凍で味が落ちやすいが、肉は比較的美味しさを維持しやすい!

冷凍しても美味しく食べるために、適切な保存&解凍を心がけましょう!

生魚と生肉、冷凍後の美味しさの違い比較表。釣太郎

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