タチウオ(太刀魚)は、その細長い体と銀色の光沢が特徴的な魚です。以下にタチウオの特徴と生態、指幅サイズごとの成長速度と年齢、寿命について詳しく説明します。
タチウオの特徴
- 外見
- 細長い体と銀色の鱗が特徴的で、「太刀」のような形状から名前が付けられました。
- 背びれは体全体に渡っており、尾びれは小さい。
- 口には鋭い歯があり、肉食性で積極的な捕食者です。
- 生息環境
- 温暖な海域に広く分布しており、主に沿岸や外洋の中層〜深層(水深200〜500m)に生息します。
- 昼間は深い場所に潜み、夜間に餌を求めて浅い場所に移動する「日周移動」を行います。
- 食性
- 肉食性で、小魚やイカ、甲殻類などを捕食します。
- 鋭い歯を使い、獲物を噛みついて捕らえます。
- 繁殖
- 主に夏〜秋に産卵を行います。
- メスは一度に多くの卵を産み、卵は表面が粘着性で、海中の物に付着します。
- 寿命
- タチウオの寿命は一般的に5〜6年とされています。稀に7年以上生きる個体もいます。
指幅サイズごとの成長速度と年齢
以下は、タチウオの成長(指幅サイズ)と年齢の目安をまとめた一覧表です。
| 指幅サイズ | 体長(cm) | 重量(g) | 年齢(推定) |
|---|---|---|---|
| 1本指 | 30〜50 | 50〜150 | 0〜1年 |
| 2本指 | 50〜70 | 150〜300 | 1〜2年 |
| 3本指 | 70〜90 | 300〜500 | 2〜3年 |
| 4本指 | 90〜110 | 500〜800 | 3〜4年 |
| 5本指 | 110〜130 | 800〜1200 | 4〜5年 |
| 6本指 | 130〜150 | 1200〜2000 | 5〜6年 |
| 7本指以上 | 150〜180以上 | 2000〜3000以上 | 6〜7年(稀) |
補足事項
- 指幅の基準
- 指幅は釣り人がタチウオの太さを測る際に使う通称で、1本指は人差し指1本分の太さを指します。
- 成長速度の変化
- タチウオの成長速度は、生息する海域や餌の豊富さによって異なります。豊富な餌を得られる環境では、成長が速くなる傾向があります。
- 大型個体(ドラゴン級)
- 5本指以上のタチウオは「ドラゴン級」と呼ばれ、釣り人にとって特に価値の高いターゲットとされています。
まとめ
タチウオは、最初の1〜2年で急速に成長し、その後は成長速度が緩やかになります。
一般的な寿命は5〜6年で、指幅5〜6本程度が最盛期となります。
7本指以上の大型個体は稀ですが、釣りや市場では非常に注目されます。


