釣った魚や丸ごと買った魚をさばくとき、内臓をすべて捨ててしまっていませんか。
実は魚の内臓には、身以上に旨味が詰まった極上の部位がたくさん隠されています。
しかし、中には命に関わる猛毒を持った危険な内臓も存在するため注意が必要です。
今回は、美味しく食べられる内臓と、絶対に口にしてはいけない危険な魚の違いについて詳しく解説します。
美味しく食べられる魚の内臓とその魅力
魚の内臓の代表格といえば、やはり濃厚な旨味がたまらない「肝(肝臓)」です。
カワハギやアンコウの肝は「海のフォアグラ」とも呼ばれ、ポン酢で食べると絶品です。
また、胃袋や腸も、綺麗に洗って塩揉みや湯引きをすれば、コリコリとした食感が美味しい珍味になります。
マダイやブリなど、大型の魚であれば胃袋をポン酢和えにすると立派なおつまみです。
もちろん、卵巣(真子)や精巣(白子)も、煮付けや天ぷらにするととろけるような美味しさを味わえます。
新鮮な魚であればあるほど、こうした内臓は臭みもなく美味しくいただくことができます。
絶対に食べてはいけない危険な魚と部位
一方で、素人が絶対に手を出してはいけない危険な内臓も存在します。
最も有名なのはフグの仲間で、肝臓や卵巣に猛毒のテトロドトキシンが含まれています。
フグの毒は加熱しても消えないため、専門の免許を持った人以外は絶対にさばいてはいけません。
また、イシガキダイやバラハタなど、暖かい海に生息する一部の魚はシガテラ毒を持っていることがあります。
この毒も内臓に蓄積されやすいため、少しでも不安がある魚の内臓は捨てるのが鉄則です。
さらに、大型のイシナギなどの肝臓にはビタミンAが過剰に含まれており、食べると食中毒を起こす危険があります。
内臓を安全に食べるための3つの鉄則
安全に魚の内臓を楽しむためには、いくつか守るべき重要なルールがあります。
第一に、釣った直後や活け締めされたばかりの「鮮度が抜群に良い魚」だけを選ぶことです。
内臓は身よりも傷むスピードが圧倒的に早いため、少しでも時間が経ったものは避けましょう。
第二に、アニサキスなどの寄生虫がいないか、目視でしっかりと確認し、必要に応じて加熱や冷凍を行うことです。
第三に、種類が確実に分からない魚の内臓は、決して口に入れないという勇気を持つことです。
釣太郎でも、安全に魚をさばくための便利な調理器具などを取り揃えております。
正しい知識を身につけて、海の恵みを安全に、そして余すところなく堪能してくださいね。

