堤防釣りやテトラ釣りでよく釣れる魚といえば、ガシラ(カサゴ)。
初心者でも釣れる魚ですが、実は針外しで怪我をする人が非常に多い魚でもあります。
理由は単純です。
ガシラは口が大きく、エサを丸飲みする魚だからです。
つまり、針が奥まで飲み込まれることが多い魚なのです。
さらに厄介なのが体の構造。
背びれ・胸びれ・エラぶた周辺には鋭いトゲがあり、慌てて触ると手を切ることがあります。
この記事では、釣具店の現場でもよく聞かれる
「ガシラの針が奥にかかった時どうすればいいの?」
という疑問について、安全に外すテクニックを詳しく解説します。
ガシラはなぜ針を飲み込みやすいのか
まず知っておきたいのが、ガシラの食べ方です。
ガシラは獲物を吸い込むように捕食する魚です。
エビや小魚を見つけると
一瞬で吸い込みます。
この時、エサだけでなく針も一緒に吸い込むため、
針が
・喉の奥
・エラの奥
・胃の入口
まで入ることがあります。
つまり、ガシラ釣りでは
「奥掛かり」は普通に起こる現象なのです。
針が奥にかかった時にやってはいけない事
初心者が一番やりがちなのがこれです。
無理に手で外そうとすること。
これは危険です。
理由は3つあります。
①背びれのトゲで手を切る
ガシラの背びれはナイフのように鋭いです。
魚が暴れると
簡単に指が切れます。
②エラぶたで怪我する
エラ周辺にはギザギザの骨があります。
ここで手を切る人が多いです。
③魚が暴れて針が刺さる
奥掛かりの針はテンションがかかっています。
急に外れると
針が手に刺さることもあります。
ガシラの基本的な針外しテクニック
まずは基本です。
ガシラを触る時は
必ず口を下に向けて持ちます。
持ち方のコツ
背びれを倒すようにして
頭の後ろを持つ。
この持ち方だと
トゲが立たず安全です。
そして
プライヤー(針外し)を使います。
手で外すのは危険です。
奥にかかった針を外す方法
奥掛かりした場合は
ラインを利用して外す方法があります。
手順はこうです。
①ラインを軽く張る
②プライヤーで針の軸をつかむ
③軽く回す
④反対方向に引く
ポイントは
「針の向きを逆にする」こと。
これをしないと外れません。
奥掛かりの針は
返し(カエシ)が引っかかっています。
なので
針の向きを変えて
逆方向に抜く必要があります。
どうしても外れない時は針を切る
無理な場合は
針を切る判断が大切です。
方法は簡単です。
ラインを
ハサミで切るだけ。
魚は
針が残っても
自然に外れることが多いです。
むしろ無理に外す方が
魚も人も危険です。
ガシラ釣りで必ず持っておきたい道具
ガシラ釣りでは
次の道具があると安全です。
針外しプライヤー
奥掛かりの針をつかめます。
ロングノーズプライヤー
長いタイプが安全。
フィッシュグリップ
魚を直接触らずに持てます。
堤防釣りでは
この3つがあるだけで
怪我のリスクはかなり減ります。

