堤防や港の釣り場にあるテトラポッド(消波ブロック)。
魚が集まりやすいため人気の釣り場ですが、実は釣り事故が最も多い場所の一つでもあります。
テトラポッドは
歩くことを前提に作られていない構造物です。
表面は滑りやすく、足場は不規則で、隙間も深い。
そのため一度バランスを崩すと
転倒 →骨折 →海へ転落
という事故が起きやすい場所です。
では釣り人はどんな時に転倒するのか。
実際の事故例から多い原因をまとめると
ほぼ同じパターンに集中しています。
テトラ事故の原因ベスト3
1位 苔で滑る
最も多い原因が
苔による転倒事故です。
テトラポッドは常に海水を被るため
表面に苔が生えています。
特に危険なのは
- 朝露
- 波しぶき
- 雨
この3つです。
見た目は乾いているように見えても
実際は
氷のように滑る状態
になっていることがあります。
スニーカーで歩いた場合
ほぼ確実に滑ります。
磯靴やスパイクシューズが必要と言われる理由はここにあります。
2位 波を被る
次に多い原因が
波による転倒です。
海は常に同じ波ではありません。
静かに見えていても
突然
セット波
が来ることがあります。
テトラポッドは波を消す構造なので
波が当たると
- 水しぶき
- 水流
が発生します。
その瞬間
足元が濡れて滑りやすくなり
体勢も崩れます。
特に危険なのが
青物釣りやヒラスズキ釣りなど
海に近い場所に立つ釣りです。
3位 足場を見誤る
三つ目の原因が
足場の見誤りです。
テトラポッドは
同じ形をしているように見えて
実は高さも角度もバラバラです。
そのため
次の一歩を踏み出した時に
- 想像より遠い
- 想像より低い
- 想像より高い
ということが起きます。
この瞬間
バランスを崩して転倒します。
特に危険なのは
魚を掛けた瞬間です。
釣り人は
魚に集中し
足元を見なくなるからです。
夜釣りは事故率が一気に上がる
夜釣りでは
事故率が一気に上がります。
理由は単純です。
足場が見えないからです。
テトラポッドは
段差
隙間
角
が多い構造です。
昼でも危険なのに
夜はさらに
危険度が跳ね上がります。
ライトが無い状態で歩くのは
非常に危険です。
テトラ事故を防ぐ基本対策
釣り人が最低限やるべき対策です。
ライフジャケット着用
転落事故では
着用の有無で生存率が大きく変わります。
スパイクシューズ
必須装備
普通の靴では危険です。
無理をしない
危険な海況
- 高波
- 強風
この時は
テトラに乗らない判断が重要です。
要約
テトラポッド事故の原因ベスト3
1位 苔で滑る
2位 波を被る
3位 足場を見誤る
そして
夜釣りは事故率が大きく上がります。
テトラポッドは
釣れる場所であり、危険な場所でもあります。
釣り人が
「自分だけは大丈夫」
と思った瞬間
事故は起きます。
安全装備を整え
慎重に行動することが
釣りを長く楽しむための条件です。

