サバ、イワシ3魚種、アジ、キビナゴの直近7年の漁獲量推移説明。

直近7年の漁獲量推移概要(全国、海面漁業中心・単位:万トン、概算値)

年次
マイワシ
ウルメイワシ
カタクチイワシ
キビナゴ
さば類(マサバ・ゴマサバ)
マアジ(主に)
備考・傾向
2018頃
約50〜56
約9〜10
約14〜20
データ限定的(低水準)
約50(ピーク近辺)
約10〜12
マイワシ増加、サバ高水準
2019
約56
約9
約14
約40〜50
約9〜10
マイワシ安定
2020
約69(増加)
約4〜5
約14
約40前後
約8〜9
マイワシ好調
2021
約60前後
減少
減少
不漁開始
減少
太平洋側サバ不漁
2022
約56
約5
約10前後
約21〜25
約6.5
サバ最低水準
2023
約61(主要港)
減少
減少
約18〜21(最低更新)
約6.5
サバ不漁継続
2024
約57.6(主要港)
減少
減少
約21.0(太平洋側不漁)
約6.1(最低更新)
全体減少傾向継続

※ データソース:農林水産省「漁業・養殖業生産統計」、JAFIC主要港水揚量、資源評価報告書(2024-2025年最新)。

数値は全国合計・概算で、年により「主要港のみ」「暫定値」等あり。
キビナゴは統計上独立集計が少なく、低水準で推移(主に沿岸小型魚)。
各魚種の傾向解説

  • イワシ3魚種(マイワシ・ウルメイワシ・カタクチイワシ)
    マイワシが2010年代後半から急増(資源回復)し、2020年頃ピーク(約69万トン)。その後横ばい〜微減だが、2024年も全国で50万トン超を維持(主要港57.6万トン)。ウルメイワシ・カタクチイワシはマイワシ増加と逆相関で減少傾向。全体としてイワシ類合計は安定〜微減。
  • キビナゴ
    統計独立集計が少なく、詳細推移データ限定的。主に沿岸小型魚として漁獲され、近年低水準で推移(数千トン規模)。資源変動が激しく、活餌用需要で価格影響大だが、漁獲量自体は小規模。
  • サバ(さば類)
    2018年頃ピーク(約50万トン)から急減。太平洋側で海洋熱波影響の不漁続き、2023-2024年は過去最低水準(約18〜21万トン)。東シナ海・日本海側で一部回復も、全国全体で減少継続。
  • アジ(マアジ中心)
    2015年ピーク(約11.8万トン)から減少続き。2024年主要港6.1万トンで過去5年最低。太平洋側ほぼゼロ、日本海側中心に低迷。

全体まとめと理由直近7年で共通するのは減少傾向(特に2021年以降)。

主な原因:

  1. 資源低迷・加入量減少(黒潮大蛇行継続、海水温上昇、海洋熱波)。
  2. 太平洋側不漁(サバ・アジ顕著)。
  3. 外国漁船影響(一部魚種)。
  4. マイワシだけ例外的に安定(資源回復)。
小魚の激減、主な原因:
資源低迷・加入量減少(黒潮大蛇行継続、海水温上昇、海洋熱波)。太平洋側不漁(サバ・アジ顕著)。外国漁船影響(一部魚種)。釣太郎

 

小魚の激減、主な原因:
資源低迷・加入量減少(黒潮大蛇行継続、海水温上昇、海洋熱波)。太平洋側不漁(サバ・アジ顕著)。外国漁船影響(一部魚種)。釣太郎

 

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