海のプランクトンは2種類だけ?植物プランクトンと動物プランクトンの違い・割合・海の役割を徹底解説

海は巨大な生命の世界ですが、その土台を作っているのは目に見えない小さな生物です。

それがプランクトンです。

プランクトンという言葉を聞くと、何となく「小さい生き物」というイメージですが、実は海の世界では大きく2種類に分類されます。

それが

植物プランクトン
動物プランクトン

この2つです。

そしてこの2種類は、海の生態系の中でまったく違う役割を持っています。

さらに言えば、魚の釣れ方にも大きく関係しています。

この記事では

海のプランクトンの種類
割合
役割
酸素との関係

これを釣り人目線でわかりやすく解説します。


海のプランクトンは2種類

植物プランクトン

植物プランクトンは

光合成を行うプランクトンです。

代表例

珪藻(ケイソウ)
渦鞭毛藻(ウズベンモウソウ)
藍藻

特徴

自分でエネルギーを作る
太陽光を利用する
海の表層に多い

簡単に言えば

海の植物です。


動物プランクトン

動物プランクトンは

他の生物を食べて生きるプランクトンです。

代表例

ミジンコ
カイアシ類
オキアミ
クラゲの幼生

特徴

自分ではエネルギーを作れない
植物プランクトンを食べる
魚のエサになる

つまり

海の動物です。


プランクトンの割合

海のプランクトンの割合は、研究によって多少変わりますが、一般的には次のように言われています。

植物プランクトン
約70%

動物プランクトン
約30%

これは海の生態系の構造に理由があります。

自然界では

生産者(植物)

消費者(動物)

という関係があるため、

植物のほうが数が多くなる構造になっています。

森の中でも草が多く、草食動物は少ないのと同じです。

海も基本構造は同じです。


海の食物連鎖のスタート

海の食物連鎖は

植物プランクトン

動物プランクトン

小魚

大型魚

という順番で成り立っています。

例えば

植物プランクトン

動物プランクトン

イワシ

ブリ

という流れです。

つまり

海の魚は、最終的には植物プランクトンから始まるエネルギーで生きている

と言えます。


酸素を作るのはどっち?

答えは

植物プランクトンです。

植物プランクトンは光合成を行います。

光合成とは

二酸化炭素

太陽光

から

酸素

有機物

を作る仕組みです。

実は地球の酸素の多くは

海の植物プランクトンによって作られています。

研究では

地球の酸素の

約50%

が海の植物プランクトンによるものと言われています。

つまり

森だけが酸素を作っているわけではありません。

海こそ巨大な酸素工場なのです。


動物プランクトンの重要な役割

動物プランクトンの役割は

エネルギーを魚へつなぐことです。

植物プランクトンだけでは

魚は直接食べられません。

そこで

植物プランクトン

動物プランクトン

という流れが生まれます。

特に重要なのが

カイアシ類です。

海の中で最も多い動物の一つと言われています。

この小さな生物が

イワシ
アジ
サバ

などのエサになります。


釣りとプランクトンの関係

釣り人にとってプランクトンは非常に重要です。

なぜなら

プランクトンが増える

小魚が増える

青物が寄る

という流れがあるからです。

例えば

春の濁り潮
赤潮
潮の変わり目

こういう状況は

プランクトンが増えているサインでもあります。

実際

イワシの群れが出る場所は

プランクトンが豊富な海域です。

そして

ブリ
カンパチ
ヒラスズキ

などの大型魚が集まります。


要約

海のプランクトンは

植物プランクトン
動物プランクトン

の2種類に分かれます。

役割

植物プランクトン
海のエネルギーを作る

動物プランクトン
魚へエネルギーを渡す

割合

植物プランクトン
約70%

動物プランクトン
約30%

酸素を作るのは

植物プランクトンです。

海の魚の世界は

この小さな生き物から始まっています。

釣り人にとって

プランクトン=魚の始まり

と言ってもいい存在です。

Q:プランクトンは全部小さい生物ですか?
A:基本的には微小生物ですが、クラゲの幼生や小型甲殻類など比較的大きいものも含まれます。

Q:赤潮は植物プランクトンですか?
A:多くの場合、渦鞭毛藻という植物プランクトンの異常増殖です。

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