アジ釣りをしているとよく出る疑問があります。
「マルアジって成長早くない?」
実際、釣り人の体感として
・マルアジは大きくなるのが早い
・マアジはゆっくり大きくなる
と言われます。
これは実際にかなり当たっています。
理由は
生態と回遊性の違いです。
マアジは居着き型の群れが多く
港や湾内で生活する個体も多い魚。
一方でマルアジは
外洋回遊型。
黒潮に乗って広く移動し
エサを大量に食べて成長します。
つまり
回遊魚=成長が早い。
この特徴がはっきり出ます。
マアジの成長速度
マアジは比較的ゆっくり成長します。
釣り人がよく釣るサイズまで
数年かかります。
マアジ成長目安
| 年齢 | サイズ |
|---|---|
| 1年 | 約15cm |
| 2年 | 約20cm |
| 3年 | 約25cm |
| 4年 | 約30cm |
| 5年 | 約35cm |
堤防でよく釣れる
20cm前後のアジは2年魚。
つまり
港で釣れるアジは
ほとんどが
2〜3歳の魚です。
マルアジの成長速度
マルアジは成長がかなり早い魚です。
マルアジ成長目安
| 年齢 | サイズ |
|---|---|
| 1年 | 約20cm |
| 2年 | 約30cm |
| 3年 | 約35cm |
| 4年 | 約40cm |
| 5年 | 約45cm |
つまり
同じ年齢なら
マルアジの方が約5〜10cm大きい。
これはかなりの差です。
なぜマルアジは成長が早いのか
理由は主に3つあります。
回遊範囲が広い
マルアジは
・黒潮域
・外洋
・沖合
を回遊します。
そのため
エサ量が圧倒的に多い。
運動量が多い
回遊魚は常に泳ぎます。
その結果
・代謝が高い
・エサ摂取量が多い
つまり
成長スピードが速い。
群れが大きい
マルアジは
巨大な群れを作ります。
そのため
エサが多い海域へ
一気に移動する能力があります。
釣り人目線の見分け方
釣り人がよく感じる違いです。
マアジ
・群れが小さい
・港に居着く
・サイズが揃う
マルアジ
・群れが巨大
・回遊性が強い
・サイズが大きい
つまり
大型が混じるのはマルアジが多い。
サビキ釣りでの特徴
堤防でよくあるパターンです。
海面
マルアジの群れ
底付近
マアジの群れ
このため
表層だけ釣ると
マルアジばかり。
底までサビキを落とすと
マアジが釣れる。
こんなことがよく起こります。
南紀ではどちらが多い?
南紀では
マルアジの回遊が非常に多い。
特に
・春
・秋
は群れが大きく
30cm近い大型も珍しくありません。
まとめ
マアジとマルアジの成長速度を比べると
マアジ
30cm
約4〜5年
マルアジ
30cm
約2〜3年
つまり
マルアジはかなり成長が早い魚。
回遊魚特有の
・運動量
・エサ量
が関係しています。
アジ釣りをしていると
「今日はマルアジばっかりや」
と言われがちですが
実は
成長が早い優秀な回遊魚。
知っておくと
釣りがさらに面白くなる魚です。

