潮が動いているのに釣れない理由 。「潮がいい=爆釣」ではない本当の話

「今日は潮が動いてるのに食わんな。」

釣り場でよく聞く言葉です。

潮が効いている。
ヨレもある。
海も悪くない。

それなのに釣れない。

なぜか。

今回はその理由を、南紀の現場目線で整理します。


潮が動く=魚が目の前にいる、ではない

まず大前提。

潮が動いているのは“海全体”の話。

しかし。
魚がいるのは“ピンポイント”。

潮が効いていても

・魚が入っていない
・回遊がまだ
・群れが抜けた後

この可能性は常にあります。

潮はスイッチ。
魚はプレイヤー。

スイッチが入っても、プレイヤーがいなければ何も起きません。


タナが合っていない

これが一番多い。

潮が速いとき。
魚は底に張り付くことがあります。

逆に緩いとき。
浮くこともある。

南紀の澄み潮では特に顕著です。

潮が効いているからといって
同じタナを打ち続けると外します。

潮の速さでタナは変わる。

ここを読めないと「潮はいいのに釣れない」になります。


流れの“質”が悪い

潮が動いている。

でも。

・二枚潮
・底潮が逆
・フラフラ方向が変わる

こういう潮は難しい。

見た目は流れている。
でも魚は落ち着けない。

特に南紀の黒潮接岸時は、表層だけ速いことも多い。

「流れている」の中身を見ないと判断を誤ります。


ベイトが噛み合っていない

潮が動くとベイトも動きます。

しかし。

自分の仕掛けがそのベイトと合っていない。

例えば

・小魚が多いのに大きなルアー
・甲殻類パターンなのに魚型
・オキアミが流れていない場所

潮はいい。
でも“今食っているもの”と違う。

これもよくある失敗です。


光量の影響

晴天 × 澄み潮 × 潮が速い。

一見最高条件。

しかし水中は丸見え。

ラインや違和感を見切られる。

潮が動いても
警戒心が上回れば食わない。

南紀ではこのパターンが多い。


魚種が違う可能性

潮が動いているとき。

本当に狙っている魚が動いているか。

例えば

・青物は回っている
・でもグレは沈黙

潮がいい=全魚種に有利

ではありません。

魚種ごとにスイッチは違う。


結論

潮が動いているのに釣れない理由は

・魚がいない
・タナがズレている
・流れの質が悪い
・ベイトが合っていない
・光量が強すぎる
・魚種が違う

つまり。

潮は条件の一つにすぎない。

南紀で安定して釣る人は

潮を見る。
タナを変える。
場所を変える。

動いています。

潮がいいのに釣れない。

それはチャンス。

どこがズレているかを考える瞬間です。

そこを修正できれば。

次の一投で変わります。

 

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