「満月は釣れない」
そう言う人もいれば、
「満月こそチャンス」
と言う人もいる。
実際はどうなのか。
答えはシンプルです。
満月はアオリイカが“浮きやすい”環境になる
これが本質です。
月明かりで海の中はどう変わる?
満月の夜。
海面は想像以上に明るい。
水中では、
月光が広範囲に拡散します。
つまり
海面付近の視界が良くなる。
アオリイカは視覚優位のハンター。
見える状況では、
より効率的に動きます。
なぜ浮くのか?
理由は3つ。
① ベイトが浮く
② 視界が広がる
③ 攻撃効率が上がる
まずベイト。
小魚やイワシ系は
プランクトンを追って浮きやすい。
満月は夜でも明るい。
ベイトが散りやすい。
それを追うアオリイカも浮く。
自然な流れです。
下から上を見る捕食戦術と満月の関係
前提として、
アオリイカは下から上を狙う傾向が強い。
満月で明るくなると
上方向のシルエットがより鮮明になる。
つまり
獲物を見つけやすい。
だから中層〜表層にレンジを上げる。
これは理屈に合っています。
満月=爆釣ではない理由
ここが誤解されやすい。
満月は“浮きやすい”
でも
警戒心も上がる。
明るいということは、
イカ自身も見られやすい。
だから
動きが慎重になる個体もいる。
派手なアクションは嫌う。
止める釣りが効くのはこのためです。
満月攻略の具体戦略
・レンジを上げる
・シャローを意識する
・フォール時間を長めに取る
・クリアカラーやナチュラルカラーを使う
特に南紀のような透明度の高い海では、
満月の影響が出やすい。
潮と風が絡むと、
浮いた個体が回遊しやすくなる。
新月との違い
新月は暗い。
暗いと
イカは底寄りに構えることが多い。
満月は浮きやすい。
新月は沈みやすい。
この傾向は確実にあります。
だから
満月は中層。
新月はボトム基準。
この意識で攻めると釣果は安定します。
早春の満月は特に効く
南紀の早春。
水温が上がり始める3月。
この時期の満月は
大型個体が動くタイミングと重なりやすい。
産卵を意識した個体は
シャローへ入りやすい。
そこに月明かりが加わる。
これはチャンスになります。
まとめ
アオリイカが満月周りで浮く理由は
月明かりで視界が広がるから。
ベイトが浮くから。
捕食効率が上がるから。
満月はダメでもない。
万能でもない。
“レンジが変わる日”
そう理解すると攻略しやすい。
月を見て釣りを変える。
これが一段上のエギングです。

