南紀の海でサビキ釣りをしていると、よく釣れるのがマルアジなんよ。
「なんや、マアジやなくてマルアジか」とガッカリする釣り人も多いんちゃうかな。
確かにマアジに比べると味が落ちると言われがちやけど、それはちょっともったいない話なんやで。
AIが適当に繋ぎ合わせたような無機質な文章やなくて、毎日海と魚に向き合ってる人間の血の通った生の声として、とっておきの秘訣を伝えるで。
マルアジは、ほんのひと手間かけるだけで、マアジに負けんくらい美味しく化けるポテンシャルを秘めてるんよ。
マルアジとマアジ、水分の違いはどれくらい?
マルアジが下に見られがちな一番の理由は、ズバリその「水分の多さ」なんやね。
マアジの水分量が大体70%前後やとしたら、マルアジは75%から80%近くあると言われているんよ。
たった数パーセントの違いに見えるかもしれんけど、魚の身においてはこの差が決定的な食感の違いを生むんや。
マルアジの身は水分が多い分、どうしても水っぽくて柔らかい食感になりがちなんよ。
旨味も水分で薄まってしまうから、そのままお刺身にしても味がぼやけてしまうんやね。
でも逆に言えば、この余分な水分さえ抜いてしまえば、ギュッと旨味が凝縮された極上の身に生まれ変わるってことやで。
水分を抜けば大化け!マルアジを激ウマにする魔法の手順
じゃあどうやって水分を抜くのか、釣太郎流の簡単で確実な方法を伝授するで。
用意するのは、塩とキッチンペーパーだけや。
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まずは、釣ってきたマルアジをササッと3枚におろしてな。
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中骨と腹骨もしっかりすき取って、綺麗なサクの状態にするんよ。
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そこに、パラパラっと全体に軽く塩を振るんやね。
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塩の浸透圧の力で、余分な水分がジワジワと表面に浮き出してくるんよ。
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そのまま冷蔵庫で15分から20分くらい寝かせてみてな。
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時間が経ったら取り出して、表面に浮き出た水滴をキッチンペーパーで優しくしっかりと拭き取るんや。
これだけで、身がキュッと締まって、べちゃっとした水っぽさが嘘みたいに消え去るんよ。
騙されたと思ってやってみて!
塩をして水分を拭き取ったマルアジの身は、マジで別格の旨さやで。
お刺身で食べれば、プリッとした歯ごたえと一緒に濃厚な旨味が口いっぱいに広がるんよ。
塩焼きやフライにする場合でも、この脱水処理をしておくだけで身崩れしにくくなるんやね。
今までマルアジを敬遠してたことを後悔するくらい、本当に味が変わるから騙されたと思って一度試してほしいんよ。
釣太郎は、せっかく釣れた命を最後まで最高に美味しく味わってほしいと心から思ってるんやで。

