南紀白浜で釣りをしていると、突然サメが回遊してきて釣りにならない。
せっかく魚が寄っているのに横取りされる。
仕掛けを切られる。
こうした経験をした釣り人は非常に多いはずです。
ではサメは何を基準に動いているのか。
南紀の海での行動パターンを、釣り人目線で分かりやすく解説します。
サメの行動基準①「血と振動」に最も反応する
サメの最大の特徴は嗅覚と振動感知能力です。
・魚の血の匂い
・弱った魚の動き
・暴れる魚の振動
・撒き餌の拡散
これらを数百メートル以上離れていても感知します。
白浜でサメが来るタイミングの多くは
・大物を掛けて弱らせたとき
・エサ釣りで撒き餌を大量に使ったとき
・魚を海中で締めたとき
つまり「釣れている場所=サメにとっても好条件」という構図です。
サメの行動基準②「水温18〜24℃で活性が上がる」
南紀のサメ回遊は水温に強く影響されます。
・18℃以上 → 活動開始
・20〜24℃ → 活性ピーク
・25℃以上 → 深場へ移動
黒潮が接岸する白浜ではこの水温帯が長期間続きます。
特に初夏〜秋は遭遇率が急上昇します。
冬でも暖流が強い年は出現します。
サメの行動基準③「ベイト(小魚)の群れを追う」
サメは単独で回るよりも、餌の群れに付いて移動します。
・イワシの群れ
・アジの群れ
・カマスの回遊
・港内の小魚密集
白浜で「魚はいるのに釣れない」ときは、海中でサメが警戒させている可能性が高いです。
サメの行動基準④「濁りと潮の変化を好む」
サメは視覚より感覚器官で狩りをします。
そのため
・雨後の濁り
・波立ち
・潮のヨレ
・流れが当たる岬周辺
こうした環境では圧倒的に有利になります。
荒れ気味の日ほど出やすいのが特徴です。
釣り人ができるサメ対策
完全に避けることは不可能ですが対策はあります。
・魚を掛けたら素早く取り込む
・海中で血抜きしない
・サメが見えたら場所移動
・撒き餌量を抑える
・群れが来たら一度休憩
「粘るほど状況が悪化する」のがサメの特徴です。
まとめ:サメは海の掃除屋、釣れている証拠でもある
南紀白浜でサメが出るのは
・魚が多い
・水温が高い
・潮が動いている
という好条件の証拠でもあります。
サメが出たら「海の状態は良い」と割り切り、場所やタイミングを変える判断が釣果アップの近道です。
南紀の海は豊かな証拠としてサメも存在しています。
上手に付き合うことが釣り人の技術とも言えるでしょう。

