南紀で釣りをしていると必ず出てくる言葉が「上り潮」と「下り潮」です。
同じ場所でも潮の向きが変わるだけで釣果は大きく変わります。
特に白浜・すさみ・串本では釣りの成否を決める重要要素です。
ここでは南紀の潮の流れの特徴と釣りへの影響を分かりやすく解説します。
上り潮とは(南→北へ流れる潮)
上り潮とは潮が南から北へ流れる状態です。
串本から白浜、田辺方面へ流れる向きになります。
黒潮の影響を強く受ける流れで、南紀では「良い潮」と言われることが多いです。
上り潮の特徴はこちらです。
・黒潮の暖かい海水が入る
・水温が上がりやすい
・ベイトが入りやすい
・青物やアオリイカの接岸が増える
・潮通しの良い磯で特に釣果が出やすい
特に春の大型アオリイカや夏の青物は上り潮で釣果が伸びやすい傾向があります。
下り潮とは(北→南へ流れる潮)
下り潮は北から南へ流れる潮です。
白浜からすさみ、串本方向へ流れます。
上り潮に比べると水温が下がりやすく、魚の活性が落ちる場合もあります。
ただし悪いことばかりではありません。
・湾内に魚が溜まりやすい
・底物や根魚が狙いやすい
・フカセ釣りの仕掛け操作がしやすい
・潮が緩い場所では好条件になる
冬のグレ釣りなどは下り潮の方が安定する日もあります。
なぜ南紀は潮の影響が強いのか
南紀は黒潮が非常に近くを流れています。
そのため潮の向きが変わるだけで
・水温
・透明度
・プランクトン量
・ベイトの量
すべてが一気に変化します。
「昨日釣れたのに今日は全く釣れない」という現象の多くは潮向きの変化が原因です。
釣果を上げるための潮の見方
南紀で釣果を安定させたいなら潮を意識することが重要です。
・潮の向きを現場で観察する
・ウキの流れを確認する
・ゴミや泡の流れを見る
・地元釣り人の情報を聞く
南紀では天気より潮が重要と言われるほどです。
まとめ
南紀の釣りでは
上り潮=黒潮の影響が強く回遊魚が期待できる
下り潮=湾内や底物が安定しやすい
という特徴があります。
潮の向きを理解するだけで釣果は大きく変わります。
南紀の海を攻略する第一歩は「潮を読むこと」です。

