昨年の11月から12月頃の初冬に卵から孵化した「遅生まれ」のアオリイカ新子

2月21日に水揚げされた150~300gのアオリイカ新子は何月生まれなのか。

毎日海を見つめ、魚やイカと本気で向き合っているからこそ分かるリアルな情報をお届けします。

パソコンの集めたデータだけで作られた無機質なAI記事には絶対に書けない、現場の生きた知識と熱量を感じてください。

本日2月21日の土曜日、南紀の海で150グラムから300グラムのアオリイカの新子がまとまって水揚げされました。

写真を見ても分かる通り、まだ透き通っていて非常に美しく生命力にあふれた魚体をしていますね。

ここで釣り人なら誰もが疑問に思うのが、この真冬の時期にこのサイズということは一体何月に孵化したのかという点です。

アオリイカの成長速度は、水温やベイトとなる小魚の量によって多少の誤差はありますが、おおむね1ヶ月に100グラムから150グラムほど成長すると言われています。

この成長スピードを今回の150グラムから300グラムというサイズに当てはめて逆算してみましょう。

孵化してからおよそ1ヶ月半から2ヶ月半、長くても3ヶ月程度経過している個体だと推測できます。

つまり、これらの新子たちは昨年の冬の12月頃の初冬に卵から孵化したもの。

春から初夏にかけて産卵された一般的なアオリイカは、この時期にはすでにキロアップの立派な親イカに成長しています。

しかし、秋に産卵された卵が冬に孵化することも、水温の高い南紀の海ではよく見られる自然のサイクルです。

黒潮の力強い恩恵を受けるエリアだからこそ、冬場でも極端に水温が下がらず、このように遅い時期に生まれた小さな命もしっかりと育つことができます。

厳しい冬の海を懸命に生き抜き、これだけ綺麗な姿に成長した新子たちを見ると、自然の生命力の強さに感動すら覚えますね。

これからの時期、エギングやヤエン釣りでこのような小さなサイズが釣れた場合は、秋や冬に生まれたばかりの若い命だと知っておいてください。

現場で潮の香りを嗅ぎ、釣太郎に持ち込まれる生きたイカに触れている人間にしか分からない

この感動とリアルな考察を、これからも私の言葉で熱く伝えていきます。

 

タイトルとURLをコピーしました