南紀の海でよく見かける「ボラ」。
釣り人には“外道”として嫌われがちですが、実は海の環境にとって極めて重要な存在です。
もしボラがいなくなったら、海はどう変わるのでしょうか?
🧹 ボラは「海の掃除屋」
ボラは 海底の有機物(フン・死骸・泥など)を食べる デトリタス食性の魚。
その働きはまさに「海のリサイクル装置」。
- 海底の汚れを処理
- 水質の安定化
- 悪臭の軽減
- 栄養の再循環
👉 ボラがいなくなると、海底に汚れが溜まり、富栄養化が進みます。
🔁 食物連鎖の崩壊
ボラはただの掃除屋ではありません。
自らが栄養を再放出し、プランクトン → 小魚 → 大型魚 という食物連鎖を支えています。
さらに、小型のボラは
- シーバス
- ヒラメ
- 青物
- 根魚
などの 重要なエサ にもなっています。
👉 ボラが消えると、大型魚の回遊も減り、釣果に直結します。
🧪 海のバロメーターが消える
港や河口で群れるボラは、魚影の濃さの指標でもあります。 ボラが多い=栄養が豊富=他の魚も集まりやすい。
逆に、ボラがいない海は
- 栄養が偏っている
- 水質が悪化している
- 生態系が不安定
という可能性も。
🎣 釣り人の意識改革も必要
ボラは釣れても捨てられることが多い魚。
しかし、海の未来を守るためには「ボラの役割」を知ることが大切です。
- リリースする
- 無駄にしない(食べる・活用する)
- ボラがいる海を歓迎する
そんな意識が、釣り文化と海の環境を守ります。
✅ まとめ:ボラがいなくなると…
| 影響範囲 | 起こること |
|---|---|
| 水質 | 汚れが溜まり悪化 |
| 生態系 | 栄養循環が止まる |
| 釣果 | 大型魚が減る |
| 環境指標 | 魚影のバロメーターが消える |

