石鯛釣りのサザエ、なぜこれほど高いのか?価格高騰の裏側と対策

石鯛釣り師のみなさん、こんにちは。

最近、エサ代が財布に厳しいと感じていませんか。

特に「サザエ」。

以前に比べて、明らかに値段が上がっていますよね。

「釣太郎」でも、できる限り価格を抑える努力をしていますが、どうしても値上げせざるを得ないのが現状です。

なぜ、これほどまでにサザエが高騰しているのか。

その背景には、釣り人として知っておくべき、海の深刻な事情があります。

今回は、サザエ価格高騰の理由と、今後の対策についてお話しします。


1. 燃料費の高騰が直撃

まず第一に、漁船の燃料代です。

昨今の原油価格の上昇は、漁師さんたちにとって死活問題です。

船を出すだけでコストがかかる。

当然、その分を水揚げされる魚介類の価格に転嫁しなければ、漁師さんは生活していけません。

私たちが普段ガソリンスタンドで感じる値上げの波は、海の上でも同じ、いやそれ以上に荒波となって押し寄せているのです。

2. 「磯焼け」による資源の減少

これが最も深刻な問題かもしれません。

みなさんも現場で感じているかもしれませんが、海藻が減っていませんか。

「磯焼け」と呼ばれる現象です。

サザエは海藻を食べて育ちます。

そのエサとなる海藻が、温暖化や黒潮の蛇行、食害などで激減しているのです。

食べるものがなければ、当然サザエも育たないし、数も減ります。

絶対数が減れば、希少価値が上がり、価格は高騰します。

和歌山・南紀の海でも、この影響は無視できないレベルに来ています。

3. 漁師の高齢化と人手不足

獲る人が減っている、というのも大きな要因です。

漁師さんの高齢化が進み、後継者不足が深刻化しています。

海に出る船の数が減れば、市場に出回るサザエの量も減ります。

需要があるのに供給が追いつかない。

これが価格を押し上げる原因の一つとなっています。

4. インバウンド需要と食卓への流出

コロナ禍が明け、海外からの観光客が急増しました。

日本食ブームもあり、サザエのつぼ焼きや刺身は、観光客にも大人気です。

また、国内の飲食需要も回復しています。

人間が食べるための「食用」としての引き合いが強くなると、当然、釣りエサに回る分が減り、仕入れ値も競争になります。

美味しいサザエは、人間も魚も大好きだということです。


釣太郎としての想い

私たち「釣太郎」も、石鯛釣りの魅力を一人でも多くの人に味わってもらいたいと思っています。

エサ代が高くて釣りを諦める、なんてことはあってほしくない。

だからこそ、仕入れルートの開拓や、少しでも鮮度の良いものを安く提供できるよう、日々奔走しています。

それでも、この高騰の流れは、一店舗の努力だけではどうにもならない部分があるのも事実です。

釣り人の知恵で乗り切ろう

価格高騰は痛いですが、工夫次第でコストを抑えることは可能です。

例えば、サザエの使い方。

丸々一個掛けするのではなく、身をカットして数珠掛けにする。

これならアピール力を維持しつつ、使用する個数を減らせます。

また、ヤドカリやカニなど、現地で調達できるエサと組み合わせるのも一つの手です。

自然相手の遊びだからこそ、海の現状を知り、賢く、楽しく釣りを続けていきましょう。

厳しい状況ですが、石鯛のあの強烈な舞い込みは、何物にも代えがたいロマンがありますから。

これからも「釣太郎」は、みなさんの夢への挑戦を全力でサポートします。

一緒に、この難局を乗り越えていきましょう。

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