令和が終わる頃には、もう会えないかも?消えゆく釣り道具たち

時代の流れと共に、釣り場から姿を消していく道具たちがあります。

昭和、平成、そして令和。

技術の進化や環境への配慮で、今の当たり前が未来の「懐かしい」に変わるかもしれません。

今回は、令和の間に見かけなくなるかもしれない、そんな「絶滅危惧種」な釣具を大胆予測してみました。


1. 鉛(ナマリ)のオモリ

これはもう、時間の問題かもしれません。

環境への配慮が世界的に叫ばれる今、鉛の使用規制は年々厳しくなっています。

すでに欧米の一部では使用禁止ですし、日本でもタングステンや鉄、真鍮といった代替素材への移行が進んでいます。

「安くて加工しやすい」という鉛のメリットも、環境負荷というデメリットの前では霞んでしまうのが現代の流れです。

根掛かりで海に残ってしまうリスクを考えると、鉛製品は令和の間に「昔の道具」になる可能性が高いでしょう。

2. 使い捨ての発光体(ケミカルライト)

ポキッと折って光らせる、あの儀式が好きだという人も多いはず。

ですが、電池式のLEDライトの進化が凄まじい勢いです。

明るいし、長持ちするし、何より繰り返し使える。

ゴミが出ないという点でも、今の時代にマッチしています。

夜釣りのウキトップや穂先ライトも、使い捨てタイプから充電式や電池交換式へ、完全に主役が交代する日が近い気がします。

3. 紙の潮見表・釣り新聞

スマホひとつあれば、天気も潮も、風向きも一瞬でわかります。

リアルタイムの雲の動きまで見れる時代に、紙の情報を頼りにするシーンは激減しました。 釣具屋のレジ横に置いてある小さな潮見表冊子。

あれをもらうのが毎年の楽しみだったりするんですが、デジタル化の波には勝てないでしょう。

釣り場での情報収集は、完全にスマホやスマートウォッチに集約されていくはずです。

4. 2ストロークの船外機

独特の排気音と匂い、そして爆発的な加速感。

マニアにはたまらない2ストエンジンですが、環境規制の壁は厚い。

燃費の良さや静粛性、クリーンな排ガスを誇る4ストロークエンジンが、今の主流です。

メンテナンスのしやすさや構造の単純さで愛用する人はまだいますが、新品市場からはほぼ姿を消しつつあります。 令和が終わる頃には、2ストの音を聞くことは稀になるでしょう。

5. 「勘」だけに頼る釣り

道具ではありませんが、これも消えゆくものの一つ。 魚群探知機やソナーの進化、さらにはポイント共有アプリの普及。

「あそこの山と、こっちの木が重なる場所」というような、長年の経験と勘による山立て。

それが、GPSのピン打ちひとつで誰でも正確に入り直せるようになりました。

便利にはなりましたが、ベテラン漁師や釣り師だけが知っていた「秘密の場所」というロマンは、デジタルデータに置き換わって消えていくのかもしれません。


道具が進化すれば、釣りはもっと快適に、もっと釣れるようになります。

でも、不便だった時代の道具にこそ、愛着や工夫の余地があったのも事実。

今のうちに、消えゆく道具たちとの時間を楽しんでおくのも、釣り人の粋というものかもしれませんね。

次に道具箱を開けたとき、手元のオモリやライトを、ちょっと違った目で見てみてください。

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