「活締め(脳締め)がいいのは分かった。
でも、具体的にどこを刺せばいいのか分からない!」
お店でも、そんなお声をよくいただきます。
ネットで検索しても「目の後ろ」とか「側線の上」とか、なんだか難しく書いてありますよね。
現場で魚が暴れている時に、そんな細かいことは見ていられません。
そこで今回は、誰でも直感的に分かる「急所(脳)」の探し方を伝授します。
これさえ覚えれば、アジでもマダイでも、基本は同じです。
合言葉は「目とエラの交差点」
一番分かりやすい目安をお教えします。
まず、魚の**「目」から、尻尾に向かって真っ直ぐ線をイメージしてください。
次に、魚の「エラ蓋(ぶた)の一番上」から、頭に向かって線を引きます。
この二つの線がぶつかるあたり。 ここが、多くの魚の「こめかみ」にあたる部分です。
指で触ってみると、周りの骨よりも少しだけ柔らかく、窪んでいる場所があります。
そこが入り口です。 ここに対して、ピックを「魚の体の中心」**に向かって斜めに差し込んでみてください。
「正解」のサインを見逃すな 場所が合っていても、角度が悪いと脳には届きません。
うまく脳にヒットした時、魚は必ず「合図」を送ってくれます。
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口を大きく「ガバッ!」と開ける。
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背ビレや胸ビレが「ピンッ!」と立つ。
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瞳孔が開く(黒目が大きくなる)、または体の色が白っぽく変わる。
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そして、全ての動きがピタリと止まる。
もし、刺した後に魚がバタバタと痙攣(けいれん)して暴れているなら、それは失敗です。
脳ではなく、背骨や筋肉を刺激してしまっています。
そんな時は、焦らず一度ピックを抜き、少し角度を変えて、もう一度「グリグリ」と探ってみてください。
「ゴリッ」という骨の感触の奥に、「ズブッ」と入る感覚があれば、そこが正解です。
道具選びも「場所」のうち
実は、場所が分からない原因の半分は「道具」にあります。
先が丸くなったナイフや、太すぎるピックでは、滑ってしまって急所を捉えられません。
釣太郎では、軽い力でもスパッと入る、鋭い専用ピックを取り揃えています。
弘法筆を選ばずと言いますが、活締めに関しては「道具が腕をカバー」してくれます。
「自分の持っている道具でいいの?」「この魚ならどっち?」など、迷ったらぜひ店頭でスタッフに見せてください。
実際に魚の模型やイラストを使って、「ここですよ」と指差しでレクチャーさせていただきます。
一発で締まった魚の味は、本当に別格です。
ぜひ、この「快感」と「美味しさ」をマスターしてください。

