せっかく釣った魚、どうせなら最高に美味しく食べたいですよね。
でも、釣れた喜びで、バケツの中でいつまでもバシャバシャと暴れさせていませんか。
それ、実は一番やっちゃいけないことなんです。
魚が暴れると、身の中に「乳酸」などの疲労物質が一気に溜まります。
人間で言うところの、全力疾走した後の筋肉痛のような状態です。
こうなると、身が酸っぱくなったり、透明感がなくなって白く濁ったりします。
さらに悪いことに、暴れる衝撃で身の中の毛細血管が切れ、血が身に回って生臭さの原因になります。
いわゆる「身割れ」や「うっ血」という現象です。
そして何より一番の問題は「旨味」が消えることです。
魚の旨味成分の元となるエネルギー(ATP)は、暴れるだけで猛烈な勢いで消費されてしまいます。
つまり、暴れさせればさせるほど、その魚はどんどん「不味い魚」へと変化していくのです。
クーラーボックスの中で「バタンバタン!」と音がしている状態は、まさに味が落ちている音だと思ってください。
解決策はたった一つ。
「釣ったら、即、締める」こと。
これに尽きます。
写真を撮るのも良いですが、まずは脳締めをして、物理的に動きを止めてあげてください。
苦しませずに一瞬で締めることは、魚への供養であり、命を美味しくいただくための最低限の礼儀でもあります。
ピックやナイフ、ハサミなど、初心者の方でも使いやすい締め具は釣太郎に各種揃っています。
そして締めた後は、しっかり血を抜いて、釣太郎自慢の「海水氷」でキンキンに冷やしてください。
「即締め」+「海水氷」。
この2つを守るだけで、お店で食べるよりも美味しい、釣り人だけの特権である「極上の刺身」が約束されます。
道具の使い方や、魚ごとの急所の位置がわからなければ、店頭で遠慮なく聞いてくださいね。
皆様の釣果が、最高の食卓に変わりますように。

