猫マタギの意味とは?意外と知らない地域差と由来を徹底解説

「猫マタギ」という言葉を聞いたことはありますか?
一見すると「猫がまたぐ」みたいなイメージですが、実は魚に関係する面白い日本の表現です。
主に「ねこまたぎ」と読み、猫好きの魚でも無視するようなものを指します。
でも、地域によって意味が正反対になることも!
今回は「猫マタギ」の本当の意味、語源、代表的な例、地域差まで詳しく解説します。
「猫マタギ(ねこまたぎ)」の基本的な意味一番一般的な意味は、

「魚が好きな猫でさえ、またいで通り過ぎるほどまずい魚」 です。
猫は昔から魚好きのイメージが強いですよね。

そんな猫が「食べたくない」と思うほど不味い、つまり食用価値が低い魚を指す言葉です。
漢字では「猫跨ぎ」と書きます。
転じて、「誰も手をつけないもの」「価値がないもの」という比喩としても使われることがあります。
語源・由来はどこから?この言葉の由来はシンプルです。
昔、魚を獲って市場や家に運ぶ時代。

傷んだり味の落ちた魚は、猫ですら見向きもせず跨いで通り過ぎてしまう。

→ そこから「猫またぎ」という表現が生まれたと言われています。
江戸時代頃から使われ始めた俗語で、魚の鮮度や味の良し悪しを表現するのにぴったりだったようです。
地域によって意味が真逆!?
面白い違い実は「ねこまたぎ」の意味は地域で大きく違います。北海道・東日本寄り(主流の意味)

  • 味が悪くて猫も食べない魚
  • 例:産卵前の落ち鮭(ほっちゃれ)、ヒイラギ、タカノハダイなど
  • 小骨が多くて食べにくい、脂が落ちてパサパサ、粘液が多いなど理由はさまざま

関西・西日本寄り(逆の意味)

  • 猫が食べるところがないほど、身をきれいに食べ尽くした魚の骨
  • つまりめちゃくちゃ美味しい魚をきれいに食べた結果
  • 身が全部なくなって骨だけ残る → 「猫もまたぐ(食べるところがない)」

同じ言葉で正反対!
これは面白いですよね。
なぜこうなったかは諸説ありますが、
魚の食べ方や文化の違いが影響していると考えられています。
「猫マタギ」と呼ばれる代表的な魚・食材主に「不味い」意味で使われる例をいくつか。

  • ヒイラギ
    小骨だらけで食べにくい代表格。昔は「ねこ泣かせ」とも
  • ウグイ(時期による)
    産卵前後は味が落ちて猫またぎ扱い
  • イワシ・サバ(昔のイメージ)
    今は美味しいけど、当時は不人気だった時期も
  • マグロのトロ(江戸時代)
    油っぽくて当時は不人気 → 「猫またぎ」扱いだった!

今では高級食材のトロが昔は猫またぎだったなんて、時代が変わりますね。現代ではどう使われる?今はあまり日常会話で出てきませんが、
釣り人・魚屋さん・食文化好きの間でたまに聞きます。

  • 「あの魚、猫マタギだよ」 → 勧めない方がいい
  • 「きれいに食べた!完璧な猫マタギ!」 → 上手に骨まで残さず食べた褒め言葉(関西風)

魚を食べる文化が薄れてきている今、
知っているとちょっとした雑学として喜ばれます。
まとめ:猫マタギを知ると魚の見方が変わる「猫マタギ」は一見シンプルな言葉ですが、
地域差で意味が180度変わる面白い日本語です。
基本は「猫でさえ無視するほどまずい魚」
でも関西では「最高に美味しく食べ尽くした証」
次に魚を食べる時や釣りに行く時、
「これ、猫マタギかな?」なんて思い浮かべてみてください。
きっと会話が弾むはずです。最後まで読んでいただきありがとうございました!魚料理の奥深さを感じながら、
今日も美味しいお魚を楽しんでくださいね。

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