今回は、皆様の頭(とお財布)
を悩ませている「サザエの価格高騰」について、少し真面目な話をさせてください。
現場で感じている「リアルな事情」を包み隠さずお話しします。
石鯛のエサ「サザエ」がこれほど高くなった理由
結論から言うと、単なる値上げではありません。 海の中で起きている「異変」が原因です。
1. 海藻が消えた?「磯焼け」の深刻化
一番の理由はこれです。
サザエは何を食べて育つかご存知でしょうか。
そう、ワカメやカジメといった海藻類です。
近年、海水温の上昇によって、この海藻が育たない「磯焼け」という現象が全国各地で深刻化しています。
エサとなる海藻がなければ、当然サザエは育ちません。
海の中は今、砂漠のようになりつつある場所も多いのです。
2. 獲る人がいない「後継者不足」
サザエは網で大量に掬うものではなく、素潜り漁師さんが一つ一つ手で獲るものです。
しかし、漁師さんの高齢化が進み、潜れる人が年々減っています。
命がけの重労働に見合う対価が得られなければ、若いなり手も増えません。
「獲りたくても獲る人がいない」という現実があります。
3. 燃油高騰の波
漁に出る船の燃料代も、以前とは比べ物にならないほど上がっています。
経費が上がれば、当然、卸値にも反映されます。
あまりにも高い為、釣太郎では取扱いできない状態です。
ご了承ください。

