今晩は。白浜店スタッフ関口です。
信号紅炎と、あの頃の「火せん」の話(※あくまで空想です)
船には法律で、
信号紅炎(いわゆる発煙筒)の搭載義務があります。
遭難した時、
本当に命を守ってくれる大事な道具です。
──ここからは、あくまで「空想の話」です。
ずっとずっと昔。
まだ子どもだった頃。
今ほど規制も厳しくなく、
なぜか身近に存在していた「火せん」というものがありました。
いわゆる救難信号弾。
空に向かって打ち上げるタイプで、
100mほど上空まで赤い光が飛んでいくやつです。
子どもから見たら、
こんなの…もう最強のおもちゃです。
ある日、友人がこれを入手。
「打ち上げたいよな」
「そりゃ打ち上げるやろ」
話は一瞬で決まりました。
自転車で三段壁を通過し、
さらに南下。
たぶんサルのあたり。
子どもなりに、
「ここまで来たら誰もおらんやろ」
という、浅はかな判断(笑)。
よし、ここや。
3…2…1…
ドッカーーン!!
赤い光が、
勢いよく空へ飛んでいきました。
空に伸びる真っ赤な軌跡。
正直、めちゃくちゃ綺麗でした。
「すげぇな…」
「映画みたいやな…」
余韻に浸っていた、その時。
沖の方から、
ものすごいスピードで船がこちらに向かってくるのが見えました。
……早い。
異常に早い。
「あれ?」
「ヤバない?」
次の瞬間、全員パニック。
自転車に飛び乗り、
コケながら、必死で逃走。
家までノンストップ。
振り返る余裕すらありません。
もちろん、
その後は何事もなかった“ことになっています”。
あくまでも、
空想の話です(笑)。
最後に(今だから言えること)
今だからはっきり言えます。
信号紅炎や信号弾は、
命を守るための道具です。
遊びで使うものではありません。
当時は無知だった。
若かった。
怖さも分かっていなかった。
今なら絶対にやりません。
でも、
あの時の「沖から突っ込んでくる船の速さ」は、
今でも忘れられません(笑)。
「本物の救助って、こんなに早いんや…」
と、身をもって知った出来事でした。
あくまでも空想の話ですからね。

