アオリイカの新鮮な身を刺身で味わう瞬間は最高ですよね。
でも、多くの釣り人が「アオリイカは身が引き締まってるから、水分が少ないはず」と勘違いしています。
実際は逆!
新鮮なアオリイカの身は水分をたっぷり含んでおり、他の魚介類と比べて遜色ないレベルなんです。
この記事では、アオリイカの水分含有量を魚や他のイカと比較しながら、
なぜ「水分少ない」という誤解が生まれるのかを科学的に解説。
エギングで釣ったアオリイカを最高に美味しく食べるコツも満載でお届けします。
アオリイカの水分含有量は本当に少ない?
実データで検証アオリイカの身は新鮮時で約80%前後が水分です。
これは多くの魚介類と同等か、それ以上の水分量!
釣り上げた直後のプリプリとした弾力は、水分が豊富だからこそ生まれるんです。
- アオリイカ(生、新鮮):水分約80%(個体差や部位で78〜82%程度)
- 他のイカ類(例: スルメイカ生):水分約79〜80%
- 一般的な魚類:水分70〜80%前後(赤身魚は低め、白身魚は高め)
日本食品標準成分表や各種研究データから見ても、アオリイカは「水分が少ない」どころか、
むしろ水分豊富な部類に入ります。
身が引き締まっているのは、筋肉質でタンパク質が密集しているからで、水分が少ないわけではありません。
魚介類の水分含有量比較表(100gあたり目安値)
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食材
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水分含有量(%)
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特徴・コメント
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アオリイカ(生)
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約80%
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肉厚でジューシー、新鮮時は透明感あり
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スルメイカ(生)
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79〜80%
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一般的なイカの基準値
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ヤリイカ(生)
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約80%
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アオリイカとほぼ同等
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マダイ(生)
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約72%
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赤身寄りでやや低め
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マグロ赤身(生)
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約70%
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脂質が多く水分少なめ
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サバ(生)
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約65〜70%
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青魚で脂質高く水分低め
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マアジ(生)
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約74%
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白身魚の平均値
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ブリ(生)
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約65〜70%
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脂が乗ると水分減少傾向
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タコ(生)
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約80〜82%
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イカ類に近い高水分
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(データ参考:日本食品標準成分表、文部科学省、各種水産研究資料)
見ての通り、アオリイカは魚類平均より明らかに水分が多いんです!
特に脂質の多い青魚(サバ・ブリなど)と比べると、10〜15%も水分が高い。
だからこそ、刺身にした時の「ねっとりとした甘み」と「プリプリ食感」が生まれます。
なぜ釣り人は「アオリイカは水分少ない」と勘違いするのか?
身が引き締まっている見た目と食感から来る誤解が主な原因です。
- 見た目の錯覚:アオリイカは筋肉が発達していて、釣り上げた直後はピンと張った印象。スルメイカのような「柔らかく水っぽい」イメージがないため、水分が少ないと思い込みやすい。
- 加熱後の変化:火を通すと水分が蒸発・凝固して縮むため、さらに硬く感じる。
- 水っぽさが出るケース:鮮度落ちや冷凍解凍ミスでドリップ(水分流出)が起きると「元々水分少ないはずなのに水っぽい…?」と逆の誤解に。
実際、アオリイカの水分は新鮮なら豊富。
鮮度が落ちると組織が崩れて水が出やすくなるだけです。
アオリイカを水っぽくせず、最高に美味しく食べるコツ水分豊富だからこそ、適切な扱いが大事!
和歌山の磯場で釣った大物を無駄にしないために。
- 釣り直後の処理:血抜き・内臓除去を即座に。氷締め(塩氷)で0℃近くに急冷。
- 刺身の下処理:皮を剥がしたら軽く塩もみ→キッチンペーパーで水分を拭き取る。これでベチャッとせず、ねっとり甘く仕上がる。
- 冷凍保存:急速冷凍推奨。解凍は冷蔵庫でゆっくり。流水解凍はドリップ増加の元凶。
- 加熱調理:中火短時間で。長く火を通すと水分が抜けてパサつく。
これを守れば、アオリイカの本来のジューシーさを最大限に味わえます!
まとめ:アオリイカは水分豊富!
誤解を解いてエギングをさらに楽しもうアオリイカは魚介類の中でも水分含有量が高い部類。
身の引き締まりは水分少なさではなく、筋肉質な証拠です。
プリプリの刺身で最高の晩酌を!

