釣った魚、「活かしたまま」持ち帰ってない?実はそれ、逆効果かも?

「せっかく釣った魚だから、新鮮なまま持ち帰りたい」。

そう思って、ブクブク(エアーポンプ)を使って活かしたまま持ち帰る人、結構多いよな。

でも実はその親心、魚にとっては仇になってるかもしれんぞ。

今回は、なぜ「活かしたまま」が魚の味を落とすのか、その理由をプロの視点でガッツリ解説する。

魚も人間と同じ?ストレスで身が「焼ける」

魚が狭いバッカンの中で暴れてるのを見たことあるよな。

あれ、魚にとっては猛烈なストレスなんだわ。

人間も激しい運動をすると乳酸が溜まって筋肉痛になるけど、魚も全く同じ。

暴れてストレスを感じると、筋肉中に「乳酸」が一気に溜まる。

この乳酸が厄介でな、魚の身(タンパク質)を変性させてしまうんだ。

これが釣り人の言う「身焼け」ってやつ。

透明感のあるはずの身が白く濁って、食感もボソボソになっちまう。

活かして持ち帰ったつもりが、自ら味を落としてるなんて、悲しすぎるだろ。

死後硬直の罠と、血抜きの限界

もう一つ、決定的な理由がある。

それは「死後硬直」と「血抜き」の問題だ。

活かしたまま長時間輸送すると、魚は体力を使い果たしてヘトヘトになる。

エネルギーを使い切った魚は、死んだ後にすぐさま死後硬直が始まっちまうんだ。

本来なら、締めた後に少し時間を置いてから硬直が始まるのが理想なんだが、疲れ切った魚はその猶予がない。

さらに最悪なのが、血が抜けなくなること。

心臓が弱ったり止まったりしてからじゃ、いくらエラを切っても血は綺麗に抜けない。

血が残れば生臭さの原因になるし、腐敗も早くなる。

まさに踏んだり蹴ったりだ。

じゃあ、どうすりゃいいの?

答えはシンプル、「釣ったら即、活け締め」これに尽きる。

魚が元気なうちに脳天を突いて即死させ、心臓が動いているうちにエラを切って血を抜く。

暴れさせる暇を与えないことこそが、最高の鮮度を保つ秘訣なんだわ。

そして締めた後は、たっぷりの氷(できれば海水氷)でキンキンに冷やして持ち帰る。

これが釣太郎流、間違いなしの持ち帰り方だ。

せっかくの獲物、一番美味い状態で食べてやってくれよな。

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