「今日は寒いし、クーラーボックスに氷はいらないだろう。」
そう思って釣りに出かけようとしていませんか。
実はその判断、釣りのビギナーさんが最も陥りやすい「落とし穴」なんです。
冬であっても、釣りにおいて氷は絶対に欠かせないアイテムです。
今回は、なぜ冬でも氷が必要なのか、その理由を詳しく解説します。
1. 外気温と「魚の鮮度」は別物
「外が寒いから天然の冷蔵庫と同じ」と考えるのは危険です。
冬の空気は冷たくても、海水温や車内の温度は意外と高いことがあります。
特に、釣った魚をそのままバケツに入れたり、氷のないクーラーボックスに入れたりしていると、鮮度は確実に落ちていきます。
魚は変温動物であり、死後は急速に劣化が始まります。
冷やすことで細菌の繁殖を抑え、美味しい状態をキープするためには、季節を問わず「氷」が必須なのです。
2. 「もしも」の大物が釣れた時の後悔
釣りは自然相手の遊びです。
狙っていなくても、予期せぬ大物が釣れることがあります。
そんな時、氷を持っていなかったらどうなるでしょうか。
「せっかくの高級魚なのに、持ち帰る手段がない」という事態に陥ります。
近くにコンビニや釣具店があれば良いですが、釣り場からすぐに買いに行けるとは限りません。
「釣れた時の喜び」を「鮮度落ちの絶望」に変えないためにも、事前の準備が必要です。
3. 帰りの車内は意外と暖かい
冬の釣りで忘れがちなのが、帰りの車内の温度です。
人間が快適に感じる暖房の効いた車内は、魚にとっては「蒸し風呂」のような状態です。
氷が入っていないクーラーボックスを暖房の効いた車に積んで帰れば、家に着く頃には魚が傷んでしまいます。
たとえ短時間の移動であっても、しっかりとした保冷力が必要です。
冬の釣りでも氷は「お守り」です
「氷を買う数百円」をケチった結果、釣果の価値をゼロにしてしまうのはあまりにも勿体無いことです。
冬場であっても、必ず氷や保冷剤を用意しましょう。
もし氷が溶けにくい冬場であれば、ペットボトルを凍らせたものを持参するのも一つの手です。
「釣ったら美味しく食べる」までが釣りです。
万全の準備で、冬の釣りを楽しんでください。

